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対話で組織が変わる。MEZAMEプログラムの裏側から見える、トゥモローリンクの“人を信じる力”

1on1ミーティング , 人材・組織開発 , 対話型研修 , 心理的安全性 , 社員エンゲージメント

2026.07.22

「MEZAME」が目指すのは“前向きに働ける空気”づくり

トゥモローリンクの「MEZAME(目覚め)」は、知識を教える研修ではなく、職場の空気をじわっと変えていくための対話プログラムです。テーマは一貫して「はたらくがもっともっと前向きに」。
単発の盛り上がりではなく、
・翌日の会議で発言が増える
・上司と部下の会話が柔らかくなる
といった“日常の変化”をゴールにしています。そのために、会社の歴史やビジョンと、一人ひとりの「自分はどう生きたいか」を丁寧につなぎ直していくのが特徴です。

STEP1:会社の歴史とビジョンを「物語」として共有する

最初のステップでは、会社がどんな想いで生まれ、どんな未来を目指しているのかを、年表やスライドではなく「物語」として共有します。
創業者の迷いや葛藤も含めて語ることで、参加者は「単なる経営スローガン」ではなく、「ここに自分も関わっているんだ」という実感を持ちやすくなります。
この段階でよく生まれるのは、
・「そんな背景があったとは知らなかった」
・「この会社で頑張る理由が少し見えた」
といった、静かな納得感です。

STEP2:一人ひとりの「Will(何がしたいか)」を言葉にする

次に扱うのが、参加者それぞれの「Will=何を大事に働きたいか」です。難しい自己分析ではなく、
・過去のうれしかった仕事の経験
・「時間を忘れて打ち込めた瞬間」
などをペア対話で掘り起こし、共通するキーワードを見つけていきます。
自分では当たり前すぎて気づいていなかった価値観が、他者のフィードバックで浮かび上がる瞬間が多く、「自分の軸」を初めて言葉にできたという声がよく上がります。

STEP3:Willと役割をつなぎ、行動レベルまで落とし込む

言語化したWillを、その人の今の役割やチームの目標と結びつけるのが次のステップです。
・「このチームで、自分のWillをどう活かせるか」
・「今の仕事のどの場面なら、もっと力を発揮できるか」
をグループで対話しながら整理し、最後は「明日からやる3つの行動」に落とし込みます。
ここまでやることで、研修での気づきが「いい話だった」で終わらず、現場の行動として続きやすくなります。

変化はどこに表れるか:会議の空気と上司・部下の会話

MEZAMEの効果は、「満足度アンケート」以上に、日常の小さな変化に表れます。例えば、
・会議で、若手が「それは違うと思います」と言えるようになった
・上司が指示だけでなく、「どうしたい?」と聞く回数が増えた
・雑談で「この会社で実現したいこと」の話題が自然と出るようになった
といった変化です。
組織そのものが劇的に変わるというより、「対話がしやすい土台」が静かに整っていくイメージに近いかもしれません。

ファシリテーターに求められるスタンスと、今日からできるミニワーク

こうした場を支えるファシリテーターには、
・冷笑しない(どんな意見も一度ちゃんと受け止める)
・他責にしない(「会社が悪い」で終わらせない)
・背景まで聴きにいく(発言の裏にある感情や経験をたどる)
といった姿勢が欠かせません。
未経験でも、次のミニワークから練習できます。
1.1on1で「最近うれしかった仕事は?」と聞く
2. 相手の答えに「それはなぜうれしかった?」とだけ問い返す
3. 評価せず、メモを取りながら最後に「大事にしているもの」を一緒に言葉にしてみる
これだけでも、相手のWillに触れる感覚をつかむことができます。

見学・カジュアル面談で聞いてみたい質問例

トゥモローリンクの仕事やMEZAMEに興味を持った人が、見学やカジュアル面談で雰囲気をつかむための質問例です。
・最近のMEZAMEで印象に残っている「場の変化」は何ですか?
・ファシリテーター同士は、どんなふうに振り返りや学び合いをしていますか?
・「うまくいかなかった場」から学んだことを教えてください。
・この会社で大事にしている「人を信じる」とは、現場ではどんな行動として表れていますか?
こうした問いを通じて、自分が「人が変わる瞬間」にどう関わっていきたいのかを、具体的に思い描きやすくなるはずです。