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元・成果主義営業が語る、トゥモローリンクで「働く=自己承認」を取り戻すまでのストーリー

対話型マネジメント , 成果主義の葛藤 , 採用・組織開発 , 自己承認 , 転職体験談

2026.04.24

数字だけで評価される違和感と、「仕事=自己否定」になった日々

前職は、いわゆる成果主義の営業職。毎月の目標数字がすべてで、会議で共有されるのは「達成/未達」の一覧表ばかりでした。売れた瞬間は褒められても、翌月にはリセットされるため、どれだけ努力しても「認められた」という実感が積み重ならない。数字が落ちれば人格まで否定されたように感じ、「自分は何のために働いているのか」「誰の役に立てているのか」が見えなくなっていきました。「成果で評価される」のではなく「成果だけで測られる」ことへの違和感が、次第に大きくなっていきました。

トゥモローリンクとの出会いと、「はたらくがもっともっと前向きに」への共感

転機となったのは、転職活動中に偶然見つけた「はたらくがもっともっと前向きに」という言葉でした。株式会社トゥモローリンクは、採用支援や研修、組織人事コンサルティングを手掛ける小さな会社ですが、「採用が未来を切り開き、職場環境が個人の成長を促す」というミッションを軸に、人と組織の両方に向き合っています。代表の渡邊が語る「働くことには人を変える大きな力がある」というメッセージや、「目の前の売上と会社の志の両輪を回す」という姿勢に触れ、「ここなら数字だけでなく、自分の思いごと仕事にできるかもしれない」と感じ、入社を決めました。

「対話起点の変革実装者」としての再スタートと、最初のつまずき

入社後に任された役割は、企業の採用や組織開発プロジェクトを、対話を起点に設計・推進する「変革実装者」。営業経験はあっても、いきなり経営層や現場を巻き込み、「会社のありたい姿」を言語化するのは簡単ではありませんでした。「正解を提案する」のではなく、「相手の中にある答えを一緒に探す」スタイルに戸惑い、自分の価値が見えなくなる瞬間もありました。それでも、社内の対話の場で自分の不安を率直に共有し、「できていない自分」を否定されずに受け止めてもらえたことが、自己承認を取り戻す小さな一歩になりました。

MEZAMEプロジェクトで、分断した組織がワンチームに戻っていく瞬間

印象的だったのは、参加型未来プログラム「MEZAME」を導入した、ある企業の事例です。部署間の対立が続き、「言われたことしかしない」雰囲気が染みついた組織でした。私たちは、経営陣の志や会社の歴史を物語として共有しつつ、社員一人ひとりの「Will(何がしたいのか)」を対話で引き出す場を複数回設計。途中までは本音が出ず重い空気でしたが、ある社員の「本当はここでずっと働きたい」という一言をきっかけに空気が一変しました。互いの思いを知る中で、「一人でやる」から「仲間と協力してやる」へと行動が変わり、プロジェクト終盤には「明日早く会社に行きたい」という声も聞かれました。

「思いを言語化し、場を設計し、変化を実装する」仕事のリアルとやりがい

この仕事の本質は、誰かの正解を押し付けることではなく、「まだ言葉になっていない思い」を引き出し、対話の場をデザインし、現場で実際に行動が変わるところまで伴走することです。地道なヒアリングや準備が多く、成果もすぐには見えません。しかし、対話を重ねるうちに表情が柔らぎ、「自分の役割の意味がわかった」と語る人が増えていくプロセスは、数字のグラフでは測れない価値だと感じます。かつては月末の数字だけを見て自己評価していた自分が、今は「誰かの前向きな一歩」を一緒に喜べるようになったことが、何よりの自己承認になっています。

自己承認を取り戻せる転職先かを見抜く5つのチェックリスト

最後に、読者が自分のキャリアと照らし合わせるための視点を共有します。

  • 評価基準に「数字以外の行動・プロセス」が含まれているか
  • 会社のミッションや存在意義が、現場レベルまで言葉として浸透しているか
  • 上司や同僚と、本音で将来や不安を語れる対話の場があるか
  • 一人ひとりの「Will」や強みを引き出そうとする仕組み・姿勢があるか
  • 短期の成果だけでなく、「人の成長」を時間軸に乗せて見てくれるか

これらの観点で今の職場や候補企業を見直すことで、「働く=自己承認」と感じられる環境かどうかが、少しクリアになるはずです。