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【創業ストーリー公開】トゥモローリンクが「はたらくがもっともっと前向きに」にこだわる理由

エンゲージメント , 人材・組織開発 , 成果主義と自己肯定感 , 職場環境

2026.05.19

厳しいノルマ営業時代で知った「成果主義」の光と影

渡邊がキャリアのスタートを切ったのは、強烈な数字文化のある営業の世界でした。
毎朝の進捗共有、日々更新されるランキング、未達なら上司から詰められる。
「結果がすべて」という空気の中で、数字を追うことに必死になりながらも、ふと
「自分は何のためにこんなに頑張っているんだろう?」という虚無感に襲われます。
一方で、顧客に本気で向き合い、感謝の言葉をもらえた日は、同じ数字でもまったく違う満足感がありました。
このギャップが、「成果だけでは人は満たされない」「働く意味が腹落ちしているかが重要だ」と気づくきっかけになります。

初めて「一番」を取った日と、自己承認のインパクト

そんな中、渡邊はある月に、支社トップの成績を出します。
表彰の場で名前を呼ばれ、「渡邊、よくやったな」と上司や仲間から本気の称賛を受けた瞬間、胸の奥が熱くなり、「自分はやればできるんだ」と初めて心から思えたと言います。
結果そのものよりも、「努力を見てくれていた」「必要とされている」と実感できたことが大きかった。
この経験から、「働く場には、人の自己肯定感を底上げする力がある」「承認のされ方一つで、人は大きく変わる」と確信。
後のビジョンである「はたらくがもっともっと前向きに」の原型がここで生まれました。

理想と現実のギャップから見えた「職場づくり」の重要性

一方で、組織の現場を見回すと、必ずしも前向きな空気ばかりではありませんでした。
・会社の理念が現場に届いていない
・数字達成だけが目的化している
・上司も余裕がなく、対話の時間が取れない
そんな状況では、優秀な人ほど燃え尽き、離職していく。
「個人の可能性はあるのに、職場環境がその芽をつぶしてしまっている」。
その葛藤が積み重なり、「採用だけでなく、入社後の職場づくりまでを変えないと、本質的な解決にならない」と考えるようになります。
ここで「採用」と「組織開発」を一体で捉える視点が形づくられました。

独立を決意したきっかけと「トゥモローリンク」という名前

決定的な転機になったのは、クライアント企業の幹部との対話でした。
「うちの社員は主体性がない」と嘆く経営陣。一方で若手は「会社の本音がわからない」と悩んでいる。
その間に立ちながら、「この溝を埋める役割に、自分はもっとコミットしたい」と感じたことが、独立の大きな動機になります。
社名「トゥモローリンク」には、
・会社の未来(Tomorrow)と
・そこで働く一人ひとりの未来(My Tomorrow)を
つなぐ(Link)存在でありたい、という思いを込めました。
採用支援・研修・コーチングを組み合わせ、「未来をつなぐ仕事」を事業として形にしていきます。

「はたらくがもっともっと前向きに」を実現するMEZAME

理念を現場で機能させるために生まれたのが、参加型未来プログラム「MEZAME」です。
特徴は、会社の歴史やビジョンをトップから一方的に伝えるのではなく、対話を通じて、社員一人ひとりの「Will(何がしたいのか)」を引き出すこと。
・自分はなぜこの会社を選んだのか
・ここでどんな価値を出したいのか
・会社の未来と自分の未来はどこで重なるのか
を言語化し、共有し合うことで、「会社のため」か「自分のため」かという二者択一を超えた、一体感のあるコミットメントを育てていきます。
ロゴの三つの星は、この「一人ひとりの光」がつながるイメージを表現しています。

自分の「働く意味」を振り返るミニワークシート

この記事をきっかけに、ご自身の「働く意味」も整理してみたい方へ、シンプルなワークを紹介します。
1.これまでの仕事で、心からうれしかった瞬間を3つ書き出す
2.それぞれの場面で、「誰に」「どんな価値」を提供していたかを書き出す
3. 共通するキーワードを3つ抜き出す(例:挑戦、伴走、成長支援など)
4.そのキーワードを含めて、「自分にとって働くとは〇〇だ」と一文にまとめる
少し時間を取って向き合うだけで、転職活動や面談の軸がぐっとクリアになります。
面談では、「なぜその瞬間がうれしかったのか」「その経験をこれからどう生かしたいか」まで深掘りされることが多いため、言語化しておくと対話の質も高まります。