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【MEZAMEの裏側】“明日早く会社に行きたい”状態はこうして作られる|小さな会社が本気でワンチームを育てる方法

エンゲージメント向上 , キャリアのWill , ワークショップ設計 , 心理的安全性 , 組織ビジョン共創

2026.07.13

「明日早く会社に行きたい」が生まれる条件とは

トゥモローリンクが大事にしているのは、「働く=自分の可能性に気づき、自己承認を得る体験」にすることです。そのためにまず整えるのは、「本音を言っても大丈夫」「自分の弱さや迷いも出していい」という空気づくり。
小さな会社ほど、一人のエネルギーが組織全体に波及します。だからこそ、個人のWill(やりたいこと)と会社のビジョンがズレたまま走らないことが重要です。MEZAMEは、このズレを丁寧な対話で埋め、前向きな一体感を育てるプログラムです。

MEZAMEとは何か:参加型「未来づくり」プログラム

MEZAMEは、参加者が「会社の未来」と「自分の未来」を同時に描く、対話型のプログラムです。
特徴は次の3つです。
・会社の歴史や創業の志を共有し、存在意義を再定義する
・一人ひとりのWillを言語化し、チームにひらいていく
・対話を通じて、組織としての「こうなりたい姿」を共創する
トップが一方的に語る場ではなく、「社員が自分の言葉で語り始める」ことに重きを置いている点が、研修というより「目覚めの場」に近い理由です。

社内ワーク①:Willを言語化する対話の進め方

Willを引き出す場では、いきなり「あなたのWillは?」とは聞きません。まず「これまでで一番うれしかった仕事体験」をペアで語り合ってもらいます。
・なぜそれがうれしかったのか
・どんな自分でいられたのか
・誰の役に立てたと感じたのか
といった問いから、「自分は何にエネルギーが湧くのか」が見えてきます。そのうえで、「3年後、どんな仕事でその感覚を味わっていたい?」と未来に橋をかけ、言葉になったWillをチームで共有します。

社内ワーク②:ロゴの3つの星に自分の役割を重ねる

トゥモローリンクのロゴにある3つの星は、「一人ひとりの光」「お互いを照らし合う関係」「組織としての大きな輝き」を表しています。
ワークでは、この星を使って
・今の自分の強みの星
・これから伸ばしたい星
・チームのために灯したい星
をそれぞれ言語化していきます。「私はこのプロジェクトで、この星を担当する」という宣言が生まれることで、役割が押し付けでなく「自分で選んだ責任」に変わっていきます。

本音を言っても大丈夫な空気づくりのミニワーク

本音が出ないチームは、どんな施策も形骸化しがちです。まず試せるシンプルなミニワークを2つ紹介します。
1. グラッド&モヤモヤ共有
・今週「うれしかったこと」と「モヤモヤしたこと」を一言ずつ共有する
・聞き手は否定やアドバイスをせず、質問だけで受け止める
2. NGワード「でも」「どうせ」チャレンジ
・30分だけ、会議中の「でも」「どうせ」を禁止にする
・代わりに「どうしたら」「もし〜できるとしたら」を使う
小さなルール変更が、「言っていいんだ」という安心感を生みます。

対立を成長に変える対話のコツ

MEZAMEの場では、あえて「モヤモヤ」や「違和感」もテーブルに載せます。対立を避けるのではなく、「なぜそう感じるのか」を一緒に探ることで、チームの理解が深まるからです。
実務でも使えるコツは次の通りです。
・人を責めず、事象に焦点を当てる(誰が、ではなく、何が起きたか)
・結論を急がず、「相手の背景・大事にしている価値観」を質問でたどる
・「どちらが正しいか」ではなく、「両方の良さを活かす案は?」と問い直す
対立は、価値観の違いが見える化されたサインと捉えるのがポイントです。

「場をつくる側」になりたい人へのヒント

自分もこういう場をつくる側に回りたい人は、選考で次のようなエピソードを整理しておくと、自分の強みが伝わりやすくなります。
・職場やチームの「空気」を少しでも良くした行動
・対立や意見の違いを、対話で解消した経験
・メンバーのWillや本音を引き出した関わり方
また、面談では「この会社で大事にしている価値観と、自分の価値観はフィットしているか」を必ずチェックしてください。
・何のために働くのか
・どんな仲間と、どんな空気で働きたいのか
を言葉にしておくことが、カルチャーフィットを見極める一番の軸になります。