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「明日早く会社に行きたい」をどうつくる?トゥモローリンク流・対話とビジョンで職場を変える仕組みの裏側

1on1・対話 , エンゲージメント向上 , ミッション浸透 , 対話型組織づくり , 社員主体の場づくり

2026.06.09

ミッションを「スローガン」で終わらせない前提づくり

株式会社トゥモローリンクのミッションは「採用が未来を切り開き、職場環境が個人の成長を促す」。ビジョンは「はたらくがもっともっと前向きに」です。6人規模のベンチャーでは、一人ひとりの行動がそのまま会社の色になります。そこで大事にしているのが、「言葉を貼る」のではなく、「意味を一緒につくる」こと。代表だけが語るのではなく、メンバーそれぞれが自分の原体験とミッションを結びつけて話す時間を意図的に設け、「このビジョンを自分はどう生きるか?」を日常会話のレベルに落としていきます。

参加型未来プログラム“MEZAME”の社内版とは

クライアント向けに提供している参加型未来プログラム“MEZAME”は、社内でもアレンジして実施しています。特徴は「Will(何がしたいのか)」から始めること。
・自分のキャリアのターニングポイント
・そこで得た気づきや悔しさ
・トゥモローリンクで叶えたい未来
といったテーマを小グループで対話し、最後に「自分がこの会社で果たしたい役割」を一人ずつ宣言します。評価や肩書きから一度離れ、「人として何を大事にしたいか」を共有することで、メンバー同士の見え方が一気に変わります。

月次ビジョン共有会で「今の仕事」と未来を結び直す

月に一度行うビジョン共有会では、代表が一方的にプレゼンする場にはしません。毎回テーマを絞り、例えば「今月の仕事で『はたらくが前向きになった瞬間』を一つ出す」といったお題からスタートします。そのうえで、
・その出来事がなぜ嬉しかったのか
・ミッションとどこでつながるのか
を全員で言語化。最後に代表が会社の中長期の構想を重ね合わせ、「だから今このプロジェクトをやっている」というストーリーを共有します。日々の業務とビジョンが、点ではなく線としてつながる時間です。

ロゴの3つの星をテーマにした対話のやり方

トゥモローリンクのロゴにある3つの星は、「一人ひとりの秘めた光」「互いを照らし合う関係」「組織としての大きな輝き」を表しています。社内では、ロゴを題材にしたミニ対話をときどき行います。
・最近、自分の「光」が出たと感じた瞬間は?
・仲間のどんな行動に照らされた?
・チームとしてもっと輝くために、明日からできる一歩は?
といった問いを投げ、3〜4人で10分ほどシェア。抽象的な「理念」を、日々の小さな行動や感謝の言葉に変換することで、ロゴが単なるデザインではなく「関係性の約束」になっていきます。

ビジョンが腹落ちするミーティング設計のコツ

自分たちの職場でも応用しやすいポイントは、次の3つです。
1.事前に「問い」を共有する(例:「この1カ月で一番誇らしかった仕事は?」)。
2. ミーティング本編の前半を「メンバーのシェア」、後半を「上司の背景説明」に分ける。
3. 最後に「今日の話を踏まえた自分の一歩」を各自が口に出す。
ビジョンを伝える前に、まずメンバーの体験や価値観を出してもらうことで、「押し付け」ではなく「対話」になります。時間は30〜60分あれば十分です。

本音を引き出す問いかけ例と、対話を始める3ステップ

本音を引き出すには、「評価される答え」を求めない問いが有効です。例えば、
・最近、ちょっとモヤッとした出来事は?
・自分の強みがもっと生きるとしたら、どんな仕事を増やしたい?
・月曜日の朝、どんな状態なら少しワクワクできそう?
など。対話を始める3ステップは、
1. 上司が先に「弱みや迷い」も含めて話す。
2. 否定やアドバイスを挟まず、まずは聴き切る。
3. 最後に一緒に「できることを一つだけ決める」。
この「小さな約束」を積み重ねることで、「明日早く会社に行きたい」が少しずつ現実になっていきます。