成果だけで評価されるしんどさと、そこから見えたもの
厳しいノルマやランキングに追われ、「数字を出している間だけ必要とされる」感覚に疲れた方は少なくありません。トゥモローリンクの代表・渡邊も、かつては成果だけで承認される環境に身を置き、数字を落とすことへの恐怖と、仕事への誇りの間で揺れ続けてきました。
一方で、目の前の人の可能性が開き、自信を取り戻す瞬間に立ち会うたび、「働くことには、人を変える力がある」という確信も深まっていきます。その経験から生まれたのが、「数字」だけでも「きれいごとの志」だけでもない、“志と数字の両輪”という働き方です。
トゥモローリンクが言う「志と数字の両輪」とは何か
トゥモローリンクが大切にするのは、「売上目標」と同じ熱量で「なぜこの仕事をするのか」を語り続けることです。ミッションは「採用が未来を切り開き、職場環境が個人の成長を促す」。数字は、このミッションをどれだけ現実に近づけたかを示す指標と位置づけています。
そのため、会話の中心には常に「クライアントの組織にどんな前向きな変化が起きたか」が置かれます。数字は結果として追い、志は日々の判断基準として扱う。どちらか一方に偏らず、両方を動かすことで、燃え尽きではなく「成長実感」を積み重ねていく設計です。
数字だけに飲み込まれないための、具体的な仕組み
同社の案件振り返りミーティングでは、「売上」「受注率」だけでなく、以下のような観点も重視します。
- クライアント社内での対話量や対話の質は変わったか
- メンバーの表情・発言に前向きさが増えたか
- 採用された人材が、現場でどのように活躍し始めているか
数字が良くても、組織の対話が貧しくなっていれば「本当にこの提案でよかったか」を問い直します。逆に、数字だけ見れば小さな案件でも、組織の変化が大きければ、成功としてきちんと称える。こうした評価軸が、メンバーを「数字の奴隷」にしないための土台になっています。
メンバー同士で“貢献”を見つけ合い、承認し合う文化
社内では、メンバー同士がお互いの貢献を言語化し、承認し合う場づくりも重視しています。プロジェクトの振り返りでは、成果の裏側にある行動を丁寧に拾い上げます。
- クライアントの葛藤を引き出した質問
- 会議の空気を和らげた一言
- 見えにくい準備作業や調整
こうした「数字に現れにくい仕事」も、メンバーの前で具体的に称賛します。「自分は何に貢献したのか」がわかると、自己承認が高まり、次のチャレンジにも前向きに向き合いやすくなります。
今の職場でできる、「志と数字」を両立させる3つのアクション
環境をすぐには変えられなくても、自分のスタンスを整えることはできます。明日から試せるアクションの一例です。
- 数字目標の横に、「この仕事で誰をどう良くしたいか」を一文で書き出す
- 週1回、同僚と10分だけ「今週、互いに良かった行動」を言葉にして伝え合う
- 案件を振り返る際、「売上」「スピード」だけでなく、「相手の表情や発言の変化」をメモする
小さな一歩でも、「志」を日常の会話に乗せていくことで、仕事の意味づけは少しずつ変わっていきます。
それでも限界を感じたときに、トゥモローリンクができること
どれだけ工夫しても、組織全体が「数字だけ」を追い続ける状況では、個人の努力だけでは変えられない壁もあります。トゥモローリンクは、採用支援や研修、組織人事コンサルティングを通じて、「はたらくがもっともっと前向きに」なる職場づくりを企業と一緒に進めています。
成果主義の現場を知っているからこそ感じる違和感や、「それでも人の可能性を信じたい」という思いは、同社が最も大切にしている価値観と重なります。もし、今の環境での模索に限界を感じたときは、自分の志を言葉にし直す機会として、同社の取り組みや考え方に触れてみるのも一つの選択肢となるでしょう。