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人のこと

「MEZAME」で人はどこまで変われるのか?参加者のビフォーアフターから見える、トゥモローリンクの仕事のインパクト

エンゲージメント向上 , リーダーシップ変革 , 人材育成 , 対話の場づくり , 心理的安全性

2026.06.18

冷笑から行動へ。「どうせ現場は変わらない」リーダーの転換点

製造業A社の課長・佐藤さん(仮名)は、MEZAME参加前「またお題目の研修か」と冷めた気持ちで会場に来ていました。口癖は「現場はそんなに甘くない」。経営層が掲げるスローガンと、疲弊した現場とのギャップにうんざりしていたからです。

プログラム中、創業の原点や経営陣の挫折を聞き、「この会社は、単なる売上至上主義ではなかった」と認識が変化。さらに、自分が本当は「対話できる職場をつくりたい」と願っていたことを言語化した瞬間、表情が一変しました。終了時には、自部署での小さな「対話の場」を自ら提案するまでになっていました。

部署の分断を越えて。自ら企画した「対話の場」が生んだ変化

プログラム後、佐藤さんは週1回・30分の「現場カイゼンカフェ」を立ち上げました。テーマは「最近モヤっとしたこと」。役職や年齢に関係なく、1テーブル4人で輪になり、まずは「聞き切る」ことだけをルールにしました。

3か月後、参加者から「隣の班の事情を初めて知った」「上司の本音を聞いて見方が変わった」という声が続出。部署間の対立構造は、「一緒に悩む仲間」という感覚へと変わっていきました。離職の懸念があったメンバーが「もう少しここで頑張りたい」と語り始めたことは、会社にとって予想外のポジティブな副産物でした。

なぜ人は変われるのか:「歴史・ビジョン→Will→行動実験」の3ステップ

MEZAMEが重視するのは、次の3ステップです。

  • 会社の歴史・ビジョンを丁寧に共有し、「ここは何のために存在しているのか」を腹落ちさせる
  • 対話を通じて、自分の「Will(本当は何をしたいのか)」を言語化する
  • そのWillを試すための、小さな行動実験を決め、現場でやってみる

このプロセスにより、「やらされ感」で眠っていた主体性が、自分ごととして再起動していきます。行動実験はあくまで小さく設計するため、失敗への恐れが下がり、一歩目を踏み出しやすい点も特徴です。

別の事例:若手メンバーの「受け身キャラ」が自走型へ変わるまで

IT企業の若手・高橋さん(仮名)は、会議ではほとんど発言せず、「指示待ち」と評価されていました。MEZAMEの中で、自身の過去を振り返るワークを通じて、「本当は新しい働き方を試してみたいが、浮くのが怖い」と気づきます。

そこで決めた行動実験は、「週1回、会議で必ず1つ提案をする」こと。最初は緊張で声が震えましたが、上司からの「やってみよう」の一言で手応えを得てからは、提案内容も具体的に。半年後には、小規模プロジェクトのリーダーを任されるまでになりました。

今の職場で試せる「MEZAME式・対話の場」づくり3ステップ

大掛かりな制度変更がなくても、次の3ステップで小さな対話の場をつくることができます。

  • 目的を「評価」ではなく「相互理解」に置くと宣言する
  • 1回30〜45分、少人数(4〜6人)で「最近うれしかったこと・悩んでいること」を順番に共有する
  • アドバイスは禁止し、「質問」と「要約」で相手の意図を確かめる

このシンプルな場でも、「そんなふうに考えていたのか」という発見が生まれ、チーム内の心理的距離が確実に縮まっていきます。

転職前にできる「職場変革チャレンジ」3つ

環境を変える前に、自分から変化を起こしてみることも有効です。例えば、次の3つは明日から実践できます。

  • 上司や同僚に、「この部署は何のために存在していると思いますか?」と聞いてみる
  • 1週間に1回、自分のWillに近い仕事に10分だけ多く時間を割く
  • 月1回、「最近チームでうまくいったこと」を持ち寄るミニ共有会を開く

こうした小さな試みが、周囲の反応や自分の感覚を確かめる「行動実験」となり、次のキャリアの判断材料にもなります。