「採用代行」と「採用パートナー」はどこが違うのか
一般的な採用代行は、求人票作成、スカウト送信、日程調整などの「作業」を肩代わりするイメージが強い仕事です。一方、トゥモローリンクが担うのは、社長や経営陣の頭の中にある「なぜこの会社が存在するのか」「どんな未来をつくりたいのか」を言語化し、それを採用のすべての接点に反映させる役割です。単に応募数を増やすのではなく、「その会社らしい人」が集まり、入社後も前向きに働ける状態をつくることまでコミットする点が、採用パートナーならではの違いです。
社長の“志”を聞き出し、候補者に届く言葉へ翻訳する
採用パートナーの最初の仕事は、社長インタビューです。事業内容より先に、「なぜこの会社を立ち上げたのか」「どんな瞬間にやりがいを感じるのか」といった原体験や想いを深掘りします。そこで得た言葉を、そのまま求人に載せるわけではありません。候補者が「自分ごと化」できるよう、ストーリーや具体的なエピソードに翻訳し直します。結果として、よくある“条件列挙の求人”ではなく、「この会社のこの考え方に共感したから応募しました」という動機を生み出す求人に変わっていきます。
「経験」ではなく「思いへの共感」を見抜く面談の質問
応募者との面談では、スキルや経歴だけで判断しません。その会社のビジョンに共感できるかを見抜くため、たとえば次のような質問をします。
・これまでの仕事で、一番うれしかった瞬間はいつですか?
・どんな組織で働くときに、自分の力を出し切れると感じますか?
・この会社のどの言葉に、一番「いいな」と感じましたか?
表面的な志望動機ではなく、「仕事観」や「大事にしたい価値観」を対話の中で確かめることで、企業と候補者のズレを小さくし、入社後のギャップを防いでいきます。
応募ゼロから3ヶ月で安定採用へ。ビフォーアフター事例
ある中小企業では、半年以上応募ゼロの状態が続いていました。求人内容は「仕事内容の羅列」と「条件」のみ。そこで、社長インタビューから「地域の若者に挑戦の場をつくりたい」という想いを抽出し、
・創業ストーリーの掲載
・成長できる具体的なエピソード紹介
・求める人物像を“性格ベース”で明文化
を実施。面談でも経験より価値観のマッチングを重視した結果、3ヶ月で応募が10件以上に増加し、定着率の高い採用が継続的にできるようになりました。「ただ人を増やす」のではなく、「未来を一緒につくる仲間」を見つけるプロセスに変わった事例です。
採用パートナーの1日の仕事イメージ
採用パートナーの1日は、「戦略を考える時間」と「対話の時間」が軸になります。午前中は、求人データや応募状況を分析し、「どんなメッセージが刺さっているか」「どの媒体に力を入れるか」を検討。午後は、社長や現場責任者とのミーティング、候補者との面談、求人票やスカウト文面のブラッシュアップなど、対話と文章づくりを繰り返します。さらに、採用後のオンボーディングや、職場づくりの相談に乗ることも多く、「採用だけ」では終わらないのが特徴です。
今の職場でできる“ミニ採用パートナー体験”
「いきなり採用の仕事に転職するのは不安」と感じる人は、今いる職場で小さく試してみることができます。例えば、
・自社の求人原稿を、自分なりに書き直してみる
・新しく入ったメンバーに、会社の想いや歴史を自分の言葉で伝えてみる
・同僚のキャリア相談に乗り、「どんな仕事観を大事にしたいか」を一緒に言語化してみる
といったステップです。「人の話を聞き、その人や会社の想いを言葉にする」経験を重ねることで、採用パートナーとしての素地を育てていくことができます。