参加型未来プログラム「MEZAME」とは何か
MEZAMEは、株式会社トゥモローリンクが提供する「参加型未来プログラム」です。経営陣の想いと、社員一人ひとりのWill(何をしたいのか)を対話でつなぎ、組織の未来像を共創することを狙いとしています。
特徴は、トップダウンで「浸透させる」研修ではなく、社員が自ら「意味づけをし直す」プロセスにあることです。
採用・研修・組織人事コンサルティングでの知見を統合し、「採用が未来を切り開き、職場環境が個人の成長を促す」というミッションを、現場で体感できる場として設計されています。
社員の眠っていたWillを引き出す対話設計
MEZAMEの中核は、Willを言語化するための対話構造です。
例えば、
・これまでの仕事人生で一番誇りに思った瞬間
・会社のどんな場面に「この組織で良かった」と感じたか
といった問いをペアや少人数で深掘りし、感情に紐づいたエピソードを丁寧に拾います。
それをファシリテーターが「大切にしたい価値」「貢献したい対象」といったキーワードに翻訳。
「やりたいことなんてない」と言っていた人が、「後輩の挑戦を守れる先輩でいたい」と、自分のWillを話し始める変化が現れます。
会社の歴史や志を“物語”に翻訳するプロセス
経営者の理念や創業ストーリーは、そのままでは社員に届きにくいことがあります。MEZAMEでは、事前インタビューを通じて、会社の歴史・葛藤・転機を「物語」として再編集します。
プログラム当日は、
・創業期の「なぜこの会社をつくったのか」
・困難を乗り越えた具体的なエピソード
・これからの「はたらくがもっともっと前向きに」の姿
をストーリーとして共有。
社員は感情を動かされながら、自分の仕事と企業ビジョンの接点を探し始め、「会社の志が腹落ちした」という声が多く生まれます。
気づきを日常行動に落とし込むフォロー設計
MEZAMEは「盛り上がって終わり」にしないことを重視しています。
プログラム後には、
・1〜3か月を見据えた「小さな一歩」の宣言
・上司との1on1でのフォロー質問シート
・チーム単位での振り返りミーティング
などを設計。
たとえば、「会議で1回は自分の意見を言う」「新メンバーに仕事の背景を必ず説明する」といった行動が、現場のルールとして根づいていきます。
結果として、離職率の低下や、部署をまたいだ相談の増加など、目に見える変化が報告されています。
ファシリテーターの1日と「明日早く会社に行きたい」の瞬間
MEZAMEのファシリテーターの1日は、準備と対話の連続です。午前は、クライアントの事業内容や参加者の属性を最終確認し、問いの投げかけ方やグループ分けを微調整。
本番では、空気を読みながら沈黙を尊重し、時に問いを変えながら、メンバーの本音を引き出します。
終了後、「明日早く会社に行きたいと思ったのは初めてです」と参加者がこぼす場面もあります。
自分のWillと会社のビジョンがつながった実感が生まれた瞬間であり、ファシリテーターにとっても、この仕事の本質的なやりがいとなっています。
ビフォーアフターで見る主体性と一体感の変化
導入前の多くの組織では、
・経営陣と現場の距離感が大きい
・「言われたことをこなす」モードから抜け出せない
・部署間での不信感や遠慮が蓄積している
といった状態が見られます。
MEZAME後には、
・経営陣への率直な質問が増える
・若手から改善提案が出始める
・他部署のメンバーに自発的に声をかける
といった行動が日常化。
「会社の未来は経営だけでなく、自分たちの手にもある」という感覚が共有され、ワンチームとしての一体感が生まれていきます。
MEZAMEで活躍しやすくなる具体的なトレーニング
MEZAMEのような場で価値を発揮するには、事前の自己トレーニングが有効です。例えば、
・問いのリスト化:相手の経験・感情・価値観を深掘りする質問を10〜20個書き出す
・対話メモの取り方:相手の言葉をそのまま記録し、「キーワード」と「背景感情」を分けて整理する
・自身のWillの言語化:これまでの仕事・人生の印象的な出来事から、「どんな瞬間にエネルギーが湧いたか」を3つのストーリーでまとめる
こうした準備があると、ファシリテーターとしても参加者としても、対話の質と気づきの深さが大きく変わっていきます。