プロジェクトマネージャー型コンサルとは何をする仕事か
トゥモローリンクのコンサル職は、研修講師・資料作成・採用代行といった単発機能をバラバラに担うのではなく、「プロジェクトマネージャー」として一気通貫で設計・実行・改善を担います。経営トップの志やビジョンを起点に、採用・育成・マネジメント・制度運用など、人と組織に関わる打ち手を全体最適で組み立てるポジションです。会議のファシリテーションも行いますが、それ自体は目的ではなく、現場の行動変容と成果(離職率低下、生産性向上、エンゲージメント向上)を出すための「手段」として位置づけられています。
採用支援・研修設計・コーチングが束ねられるプロセス
プロジェクトは、まず経営層・現場へのインタビューから始まり、採用要件の再定義、選考プロセス設計、オンボーディング設計へとつながります。並行して、参加型未来プログラム「MEZAME」を軸にした研修・ワークショップを設計し、現場マネジャーへの1on1コーチングで定着を支援します。これらをバラバラに提供するのではなく、仮説を立てながらロードマップに落とし込み、「どのタイミングで誰にどんな打ち手を打つか」をプロジェクトマネージャーが統合的に管理する点が大きな特徴です。
案件事例:離職率改善プロジェクトのリアル
離職率の高いサービス業企業では、まず退職者ヒアリングとエンゲージメント調査を実施。要因が「採用ミスマッチ」と「配属後3か月のフォロー不足」にあると仮説を立て、
・採用要件の言語化と面接官トレーニング
・入社後90日間のオンボーディングプログラム設計
・店舗マネジャー向け1on1コーチング導入
を組み合わせました。半年後には早期離職率が30%以上改善。研修を「やりっぱなし」にせず、現場の行動チェックと振り返りミーティングを月次で回す点が、PM型コンサルならではの実装プロセスです。
案件事例:ワンチーム文化醸成プロジェクト
社内の部門間対立が課題だったIT企業では、「MEZAME」を中心に据えた1年プロジェクトを設計しました。まずトップが自社の歴史・志・未来像を語る全社セッションを実施し、その後、部門横断の対話ワークを複数回展開。並行して、マネジャー層には「フィードバックと任せ方」の研修+コーチングを提供しました。プロジェクトマネージャーは、各回の学びを次の施策に反映させながら、社内のKPI(他部署への相談件数、プロジェクト横断数など)を追跡。1年で「一人でやる」から「仲間と協力してやる」への行動変化が可視化されました。
前職:数字ドリブン営業のBefore→After
営業出身メンバーは、
・目標から逆算する思考力
・案件を前に進める推進力
・社内外ステークホルダー調整力
がそのまま活きます。一方で、短期売上に偏ったKPI発想から、「クライアント組織の3年後・5年後」を見据えた価値設計へのシフトにギャップを感じがちです。Beforeは「提案資料で説得する」が中心だったのに対し、Afterは「対話を通じて、クライアント自身に気づきを生み、共に設計する」スタイルへ。数字への強さは武器になりつつ、相手の内面に寄り添うスタンスを身につけることで、プロジェクトマネージャー型コンサルとしての幅が広がります。
前職:疲弊したマネージャーのBefore→After
現場マネージャー出身者は、現実的な運用目線と現場への共感力が強みです。Beforeは「自分が背負い込み、現場を守る」スタイルで、会議も「指示・管理の場」になりがちでした。Afterは、
・経営と現場の間に立ち、双方の言葉を翻訳する
・対話の場を設計し、メンバーのWillを引き出す
・仕組みとしてマネジメントを整える
という役割に転換します。自分自身がかつて感じていた「なぜこの会社が存在するのか分からない」という違和感を、クライアント組織で解消する伴走者に変えるイメージです。
転職前セルフチェックと「志のエピソード」の組み立て方
転職を検討する際は、次の問いでセルフチェックしてみてください。
・「はたらくがもっと前向きに」というテーマに、自分の原体験はあるか
・短期成果よりも、中長期で組織と人の変化を追うことにワクワクできるか
・正解のないテーマでも、自分なりに仮説を立てて動けるか
面接での「志のエピソード」は、
1)過去の仕事で感じた違和感や葛藤
2)そこから得た学び・気づき
3)今後、自分が変えたい「働く」の風景
の3ステップで整理すると、自分らしさとミッションへの共感が伝わりやすくなります。