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「採用代行」と「人材紹介」の違いって?トゥモローリンクの“伴走型RPO”の裏側をケースで紹介

RPO支援 , オンボーディング , 中途採用 , 営業人材 , 採用戦略

2026.05.07

「採用代行」と「人材紹介」はどこが違うのか

人材紹介は「候補者を紹介して終わり」が基本です。求人票をもとにマッチしそうな人を探し、採用が決まれば成功報酬。
一方で採用代行(RPO:Recruitment Process Outsourcing)は、採用活動そのものを設計・運用する役割。
・採用計画やターゲットの明確化
・媒体選定、スカウト送信、候補者対応
・面接フローの設計、評価シート作成
・内定後フォローやオンボーディング支援
まで、クライアントの一員のように入り込みます。「人を送る」のではなく、「採用という仕組み」を一緒につくり変える仕事です。

ケース紹介:成長ベンチャーの「中途営業採用」プロジェクト

モデルにするのは、従業員30名ほどの大阪のBtoBサービス企業。営業組織を増強したいが、
・応募が集まらない
・来てもミスマッチで早期離職
という悩みを抱えていました。
トゥモローリンクには「営業を3名採用したい」という相談でしたが、初回ヒアリングで見えてきたのは、「人数」よりも「どんな営業組織をつくりたいか」が固まっていない状態。ここから伴走型RPOとして、採用の目的から一緒に整理するプロジェクトが始まりました。

初回ヒアリング〜採用戦略設計:「社長とぶつかった」瞬間

最初に行ったのは、社長・現場マネージャーとの3時間の対話です。
・事業のビジョン、3年後にありたい姿
・今いるメンバーの強み・弱み
・離職した人の共通点
などを深掘りしていく中で、社長からは「ガンガン売れるトップセールスが欲しい」という要望が。
しかし、現場ヒアリングでは「関係構築型で、地道にやれる人がフィットする」と真逆の声が上がります。ここであえて「社長の理想」と「現場のリアル」のギャップを指摘し、議論に。結果、「長期で顧客と向き合う“育てる営業”」を採用ターゲットに据え直しました。

母集団形成〜候補者面談:「意味の翻訳」と本音の引き出し

ターゲットが定まったら、求人票も大幅に書き換えました。
・成果が出るまで半年〜1年かかる仕事であること
・短期の数字よりも、顧客との信頼関係を重視すること
・評価指標も「売上だけでない」こと
を正直に言語化し、「派手さはないけれど、顧客と長く伴走したい人」向けのメッセージに。
面談では、候補者の「稼ぎたい」「安定したい」といった表の希望だけでなく、「誰の役に立てている実感が欲しい」「前職では数字だけ見られて苦しかった」などの本音を、過去エピソードを掘り下げながら引き出していきました。

面接同席〜オンボーディング支援:「変化の実装」が仕事の肝

面接には同席し、
・質問の順番や深さの調整
・面接官が評価しやすいシートの運用
・候補者が聞きづらい本音の確認
をその場でサポートします。
内定後は、入社前面談で「不安ポイント」を可視化し、受け入れ側と共有。
・最初の3カ月で任せる業務
・1on1面談の頻度とテーマ
・評価やフィードバックの仕方
まで一緒につくり込みました。その結果、3名の採用後1年での定着率は100%に。単に「採用人数を満たす」だけでなく、組織の当たり前を変えていくことこそ、伴走型RPOの価値です。

採用代行の仕事に向いている人チェックリスト

採用代行に向いているのは、例えばこんなタイプです。

  • 相手の話を聞きながら、背景や本音を想像するのが好き
  • 「正解」を押しつけるより、一緒に考えるスタイルが心地いい
  • 営業・人事・広報など、複数の役割を横断するのが楽しい
  • 数字(結果)と、プロセスの両方を大事にしたい
  • 組織が少しずつ変わっていく様子を見るとワクワクする

一人の候補者、一社のクライアントに深く関わり、「対話設計」「意味の翻訳」「変化の実装」を地道に続けることに魅力を感じられる人に、特にフィットしやすい仕事です。

選考前にやっておきたい準備:自己PRと「ポートフォリオ」のつくり方

採用代行を目指すなら、
・自己PRの軸…「自分は採用のどの部分で価値を出せそうか」を一言で言えるようにする(例:候補者体験の設計、データ分析、文章表現など)
・ポートフォリオ代わりの実績…
– アルバイト先で採用・教育に関わった工夫
– 学生団体でのメンバー募集のやり方
– SNS運用やイベント集客の結果
などを、数字やプロセスとセットでまとめておくと有効です。
「どんな課題を、どんな仮説で、どう改善したか」を語れるように準備しておくと、選考の場で伝わり方が大きく変わります。