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研修プログラム「MEZAME」の裏側公開。対話で人と組織が変わる瞬間と、そこで働くコンサルタントのリアル

Willの言語化 , エンゲージメント向上 , ファシリテーション , 対話型研修 , 未来創造

2026.07.14

参加型未来プログラム「MEZAME」とは何か

「MEZAME(目覚め)」は、株式会社トゥモローリンクが提供する参加型の未来創造プログラムです。特徴は、スライドで一方的に教える研修ではなく、全員が話し、全員で考える「対話起点」で設計されていること。
・会社の歴史やビジョンを知る
・一人ひとりの「Will(何がしたいか)」を言語化する
・自分のWillと会社の未来像を結びつける
この3つを軸に、仕事へのモチベーションを「与えられたもの」から「自分で選び取り、意味づけるもの」へと変えていくプログラムです。

研修当日の流れと、場が温まるまでのステップ

MEZAMEは、最初の1時間で「安心して話せる空気」をつくることにかなり時間を割きます。いきなり本音は出ない、という前提に立っているからです。
・ペアでの自己紹介、最近あった小さな成功体験の共有
・会社の歴史をストーリーで振り返るセッション
・経営陣の「なぜこの会社をつくったのか」という原体験の共有
こうした流れを通じて、「この場では飾らなくていいかもしれない」という感覚が少しずつ広がっていきます。ここまでで、対話の土台づくりはほぼ完了です。

空気が変わる瞬間:本音がこぼれたリアルなシーン

印象的なのは、ある中小企業でのMEZAME。経営者が会社の苦しい時期に触れたとき、普段は無表情なリーダーが「実はあの時、辞めようと思っていました」と打ち明けました。
一瞬、場が静まり返ったあと「自分もです」「実はあのプロジェクトが怖かった」と、次々に本音が続きます。
ファシリテーターはその揺れを止めず、「その時、なぜ残ったのか」「今ならどうしたいと思うか」と問いを重ねていきます。
結果、「残った理由」から各メンバーのWillが浮かび上がり、「だからこそ、これからの3年でやりたいこと」がチームの言葉で整理されていきました。

ファシリテーターは何を見て、どんな問いを投げているか

MEZAMEのファシリテーターは、発言の内容だけでなく「沈黙」「視線」「小さな表情の変化」をかなり細かく観察しています。
代表的な問い方は、次のようなものです。
・「いま、どんな気持ちですか? 言葉にならない部分も含めて教えてください」
・「それを選ばなかった理由も、少し聞いてもいいですか?」
・「会社のビジョンと、その話がつながるとしたら、どこだと思いますか?」
答えを誘導するのではなく、「もともと本人の中にあるけれど、まだ言葉になっていないもの」を一緒に探すイメージで問いを投げかけていきます。

トップの想いを現場の行動まで翻訳するプロセス

経営者のビジョンが熱くても、「現場で何をすればいいのか分からない」と伝わらなければ意味がありません。MEZAMEでは、
1. トップが語る「なぜこの会社なのか」「どんな未来をつくりたいか」をストーリーとして共有
2.参加者全員で「その未来が実現した状態」を具体的なシーンに落とし込む
3.そこから逆算して、「明日から90日以内にできる行動」を各自が宣言
という3段階で翻訳していきます。「売上目標」ではなく「その数字が実現されたとき、誰がどう笑っているか」を描くことで、行動の意味づけが変わっていきます。

MEZAMEで活躍しやすい人の思考パターンチェックリスト

MEZAMEの現場で力を発揮しやすいのは、知識よりも「ものの見方」が特徴的な人です。例えば、
・正解を教えるより、「相手の中の答え」を一緒に探したい
・議論で勝つより、「場全体が一歩進むこと」にワクワクする
・表情や沈黙の変化に、自然と目がいく
・自分の価値観や弱さも、必要に応じて開示できる
・会社のビジョンや事業の意味を考えるのが好き
こうした思考パターンがあると、ファシリテーターとしての成長スピードが一気に上がります。

日常でできる「対話力」と「問いの立て方」トレーニング

選考うんぬんに関わらず、「対話する力」はどんな仕事でも武器になります。日常でできる簡単なトレーニングとしては、
・会話の中で、相手の言葉をすぐ評価せず「もう少し詳しく教えてもらえますか?」と一度だけ深掘りする
・「なぜ?」を連発する代わりに、「その背景には何がありましたか?」と聞いてみる
・1日の終わりに、「今日、自分はどんな問いを投げたか」を3つ振り返る
こうした小さな習慣を積み重ねることで、MEZAMEの現場でも通用する対話の筋力が少しずつ育っていきます。