「明日早く会社に行きたい」を本気で目指す組織とは
株式会社トゥモローリンクが大事にしているのは、「はたらくがもっともっと前向きに」というビジョンです。単にフラットで仲良し、という話ではなく、「採用が未来を切り開き、職場環境が個人の成長を促す」というミッションのもと、一人ひとりの成長と事業成長を同じテーブルで語る文化があります。
6名ほどの少人数ベンチャーだからこそ、一人の意見や感情がそのままチームの空気に直結します。その分、良くも悪くも「ごまかし」がきかない環境。代表もメンバーも、月曜日に「またここで頑張りたい」と思える場づくりを、日々の対話の積み重ねでつくろうとしています。
少人数ベンチャーの「良いところ」と「しんどいところ」
良いところは、仕事のインパクトの大きさと、意思決定の速さです。提案したアイデアが数週間でサービスに反映されることも珍しくなく、「自分が会社を動かしている」という実感を得やすい環境です。一方で、役割の線引きはあいまいで、「採用」から「研修」「資料作成」「イベント運営」まで、担当外の仕事にも手を挙げる必要があります。
また、売上や採用の数字が良くも悪くもストレートに見えるため、プレッシャーを感じやすい局面もあります。そこで支えになるのが、互いの状況をこまめに共有し合う文化と、「一人で抱え込まない」ための仕組みです。
ワンオンワンと全社会議で何を話しているのか
トゥモローリンクのワンオンワンでは、「今月の成果」だけでなく、「最近モヤモヤしていること」「エネルギーが上がる瞬間・下がる瞬間」といった感情面も含めて話します。評価の場というより、「Will(何がしたいのか)」と現在の仕事をつなぎ直す時間に近いイメージです。
全社会議では、売上やプロジェクトの進捗共有に加え、「会社として今、何に賭けたいのか」「このサービスの存在意義は何か」を代表が丁寧に言語化します。数字とビジョンの両方をセットで語ることで、メンバーも自分の役割の意味を掴みやすくなるよう工夫されています。
意見がぶつかった時のリアルな向き合い方
少人数だからこそ、意見の衝突は避けられません。例えば、ある採用プロジェクトで「スピード重視」と「候補者体験重視」の方針がぶつかったときは、まず感情ベースの不満ではなく、「それぞれが守りたいもの」を整理するところから始めました。
・候補者との約束を守りたい
・クライアントの納期を守りたい
といった前提を出し合い、「今回はどの価値を優先するか」をチームで決定。結論が全員一致とは限りませんが、「なぜその判断に至ったか」を共有することで、納得感を持って次のアクションに進むようにしています。
本音で話す文化を支える「MEZAME」という対話の場
社内外の研修として行われる「MEZAME(目覚め)」は、トゥモローリンクらしさを象徴するプログラムです。社員一人ひとりの「Will」を言語化し、なぜこの会社を選び、これからどうありたいのかを対話で掘り下げていきます。
その中でよく出てくるのが、「自分の過去の原体験」と「今の仕事とのつながり」です。代表自身が、仕事を通じて承認され、自己肯定感が高まった経験を原点にしているように、メンバーもそれぞれのストーリーを持っています。こうした本音の共有が、「このチームで頑張りたい」という内側からの動機づけにつながっています。
自分に合う?カルチャーフィット診断3ステップ
トゥモローリンクのような環境が自分に合うか、次の3ステップで考えてみるのがおすすめです。
1.仕事の「しんどさ」をどこまでポジティブに捉えられるかを振り返る
2. 自分のWill(やりたいこと)を、言葉にして他者に話した経験があるかを考える
3. 「会社のビジョンを一緒に育てる」というスタンスにワクワクするかどうかを問う
この3つにある程度「YES」と言えるなら、少人数ベンチャーの変化や対話の多さを、成長の機会として楽しめる可能性があります。
面接でカルチャーを見極めるための質問リスト
どの会社にもカルチャーはありますが、入社前に見極めるには「質問の仕方」が重要です。例えば、次のような問いを投げかけてみると、社風が見えやすくなります。
・最近あった社内での意見対立と、その解決プロセスを教えてください
・直近1年で、会社のビジョンや方針が変わったエピソードはありますか
・ワンオンワンでは、どんなテーマが多いですか。評価以外に話すことはありますか
・「この会社らしさ」が一番表れた出来事を教えてください
回答の具体性や、良い話だけでなく葛藤も語ってくれるかどうかが、自分の価値観と合うかを見極めるヒントになります。