「MEZAME」がつくろうとしている“働く”の状態
MEZAMEは、スキルをインプットする研修ではなく、「働く=自己承認の連続体」に戻すための参加型プログラムです。
テーマはシンプルで、
- 自分は何者で、何を大事にして働きたいのか(Will)
- 会社はなぜ存在し、どこへ向かおうとしているのか(Vision)
- その間にある“役割”を自分はどう引き受けるのか
この3つを「対話」でつなぎ直します。
成果主義や分断の中で擦り切れた自己肯定感を、現場のリアルから離れずに再起動させる。そのための“場づくりの技術”が詰まっているのがMEZAMEです。
MEZAMEの1日の流れと、場づくりのポイント
企業やテーマによって変わりますが、代表的な1日の流れは次のようなものです。
- オープニング:心理的安全性をつくるチェックイン
- 会社の原点・未来像の共有(トップのストーリー)
- 自分史・価値観を掘るペア/グループ対話
- 会社のビジョンと自分のWillをマッピング
- 明日からの行動宣言と、チームとしての約束づくり
一方的な講義は最小限で、ほぼ全編が対話とワーク。
場の空気をていねいに整え、「言わされた目標」ではなく「自分で選んだ役割」が言語化されるプロセスになっています。
“本音が出た瞬間”と“役割コミット”の変化事例
導入企業では、「本音なんて出ない」と思われていた関係性が、ふとした一言から変わる瞬間がよく起きます。
たとえば、ある現場リーダーが「正直、会社のビジョンを自分ごとにできていなかった」と打ち明けたことで、メンバー側からも「実は…」と葛藤が語られ、そこからチームの約束が生まれたケース。
MEZAME後には、
- 役割の押し付け感が減り、「自分で決めた仕事」として語られる
- 部署間の“見えない壁”が下がり、相談の頻度が上がる
といった変化が起きています。評価シートでは拾いきれない、関係性と自己承認の質が変わるのが特徴です。
MEZAMEで身につく3つのスキルセット
このプログラムをつくり・届ける側に回ると、次の3つのスキルが鍛えられます。
- 対話設計:誰が、どの順番で、何を話すと本音が出やすいかを構造化する力
- 意味の翻訳:トップの志や戦略を、現場の言葉・行動レベルに落とし込む力
- 変化の初速をつくる介入:「気づいた」で終わらせず、明日の一歩に変える問いかけや仕掛け
どれも単発の研修運営ではなく、「はたらくがもっともっと前向きに」という文化を定着させるための実装スキルです。
現職でも試せるミニワーク:対話設計の一歩
今の職場でもできる、シンプルな対話設計ワークを紹介します。
- メンバー2〜4人で30分の時間を確保する
- 1人ずつ「今の仕事で、いちばん誇りを感じた瞬間」を3分で話す
- 聞き手は質問のみ。「なぜそれが嬉しかった?」「その時、どんな自分でいた?」と掘り下げる
- 最後に、「この話を聞いて、チームとして大事にしたいこと」を一言ずつ共有する
ポイントは、「課題」より先に「誇り」を起点にすること。
自己承認のエピソードから、その人のWillや価値観が自然と立ち上がります。
現職でも試せるミニワーク:意味の翻訳と介入
もう1つ、意味の翻訳と変化の初速づくりに効くミニワークです。
- 自社のミッションや今期方針の一文を紙に書き出す
- その下に「自分の担当業務で、この1文を体現するとしたら?」を3つ書く
- ペアで共有し合い、「その行動が実現したら、どんな人が救われる?」を質問し合う
- 最後に「明日、最初の一歩としてやること」を1つだけ決める
これだけでも、「上から降ってきた方針」から「自分が選び直した役割」へと意味が変わります。
MEZAMEで扱っているのは、こうした小さな意味づけと介入の積み重ねです。
「人の自己承認を支える仕事」に惹かれるあなたへ
数字も追うけれど、それだけでは満たされない。
「人が変わる瞬間」や、「本音が交わされてワンチームになっていくプロセス」にどうしようもなく惹かれる。そんな人にとって、MEZAMEは単なる研修サービスではなく、自分自身の物語を拓き直すフィールドでもあります。
働くことを、もう一度前向きに取り戻したい。
その再現性を、自分だけでなく周りの人にも配っていきたい。そう感じるなら、ここで紹介したミニワークを、まずは小さく試してみてください。「場づくりの手応え」が、次の一歩のヒントになるはずです。