トゥモローリンクがめざす「本音で話せる」チーム像
トゥモローリンクがめざしているのは、「明日早く会社に行きたい」と思えるワンチームです。そこでは、営業・バックオフィス・マネージャーといった役割よりも、「なぜここで働くのか」「自分はどうありたいのか」といったWillが、日々の会話の中心にあります。
その前提になるのが、本音で話しても評価が下がらない安心感と、違いを面白がるスタンスです。対話プログラムMEZAMEと1on1は、この“心理的安全性”を意図的につくるための設計図として機能しています。
MEZAMEプログラム:まず「会社のWill」を共有する
MEZAMEは、会社の歴史・存在意義・ビジョンをメンバー全員でたどる参加型プログラムです。代表・渡邊の原体験や、「はたらくがもっともっと前向きに」というフレーズが生まれた背景を、対話形式で深掘りしていきます。
一方的な講義ではなく、たとえば次のような問いを投げかけながら進みます。
- 「この会社のどんなところに可能性を感じますか?」
- 「10年後、この会社が社会にどんな影響を与えていたらワクワクしますか?」
会社のWillを知り、「自分ごと」に変える入口がここです。
入社後3ヶ月で重ねる対話のステップ
新メンバーが入社してから3ヶ月は、対話の密度を意識的に高くしています。ざっくりいうと、次のようなステップです。
- 1ヶ月目:MEZAMEで会社のWillを理解し、自分の原体験を振り返る
- 2ヶ月目:週1〜2回の1on1で「不安」「違和感」をすべて言語化する
- 3ヶ月目:任される役割と、自分のWillの接点を一緒に設計する
この期間は、成果よりも「どれだけ素直に話せたか」「どれだけ質問できたか」を大事なテーマとしています。遠慮や“いい人”を卒業してもらう時間、とも言えます。
1on1で使う質問例と、対立を乗り越えたケース
1on1では、評価面談ではなく「その人の人生の話」を中心にします。よく使う質問は、たとえば次のようなものです。
- 「子どもの頃、一番うれしかった『認められた経験』は?」
- 「最近モヤっとした瞬間は?その裏にどんな大事にしたい価値観がありそう?」
- 「この会社で“こうはなりたくない”状態は?」
価値観の違いから衝突したときは、「どっちが正しいか」ではなく、「それぞれのWillは何か?」を一緒に整理します。
「数字で評価したい上司」と「プロセスを重視したいメンバーが対立したケース」では、MEZAMEで語られた会社のビジョンに立ち返り、「数字は“働くを前向きにするための手段”」と再定義することで折り合いをつけました。
自分のWillを書き出すミニワークシート
記事を読んでいる方も、実際にWillを言語化してみてください。下の問いに、箇条書きで構いませんので書き出してみましょう。
- これまでの人生で「一番うれしかった仕事(または活動)」は?なぜうれしかった?
- 逆に「もう二度とやりたくない」と感じた経験は?何がしんどかった?
- 「仕事を通じて、誰のどんな状態を変えたい」と思いますか?
- 3年後、どんなふうに働いていたら「自分らしい」と思えそうですか?
共通するキーワード(例:挑戦、安心感、成長支援など)が、あなたのWillのコアになっていきます。
面接やキャリア面談で使える「Willの伝え方」
書き出したWillは、そのままだと抽象的になりがちです。面接や1on1で伝えるときは、次の3点セットで話すのがおすすめです。
- きっかけになった具体的なエピソード
- そのとき気づいた価値観・学び
- これから職場で実現したいこと
たとえば「アルバイトで新人教育を任されたとき、相手が自信をつけていく姿がうれしかった。そこから“人の成長を支える仕事がしたい”と思うようになった。だから、貴社では◯◯な環境づくりに貢献したい」といった形です。Willが語れると、組織との相性も見えやすくなります。