トップの“志”を現場の行動に変える仕事とは?──MEZAMEの裏側で起きていることを全部話します
2026.03.04
「ビジョンがあるのに、現場が動かない」問題への処方箋
MEZAMEの設計思想──“問い”と“場”で眠っている意思を呼び起こす
- 背景を共有する:トップが「なぜこの会社をつくったのか」「何を変えたいのか」を物語として語る。
- 個人のWillを掘り起こす:「あなたは何を大事に働きたいのか」を対話で引き出す。
- 両者をつなぐ:会社のビジョンと個人のWillを接続し、「だから自分は明日からこう動く」を言語化する。
事例1:上意下達の製造業で、本音の対話が生まれた
- 「この会社で、あなたが誇りに思っていることは何ですか?」
- 「10年後、あなたの子どもや大切な人に『ここで働いている』と胸を張れる状態とは?」
- 「その未来に向けて、あなたの部署だからできる小さな一歩は?」
- 役職を外した席配置(社長と現場リーダーが同じテーブル)
- 「相手の発言を評価しない・打ち消さない」というルール明文化
- 社長自身が「できていないこと」も含めて弱さをさらけ出す
- 現場からの改善提案数が約3倍に増加
- 月1回の「現場×管理職対話ミーティング」が自走で継続
- 「上が決めたこと」ではなく「自分たちで決めたこと」と語るメンバーが増えた
事例2:店舗ビジネスで、離職率が下がりチーム売上もアップ
- 「あなたがここにいる間に、仲間にどんな影響を残したいですか?」
- 「この店舗が“地域で一番〇〇な店”になるとしたら、〇〇に何を入れたいですか?」
- 「明日から90日で、チームで約束したい行動を一つ挙げるとしたら?」
- 店長が一方的に話す時間を最小化し、メンバー同士のペア対話を中心に構成
- 「できなかったこと」も共有し合う週次ミーティングフォーマットを提供
- 売上目標と同じ熱量で「チームとしてありたい姿」を言葉にする
- 離職率が前年同期比で約30%改善
- 小さな提案キャンペーンから、チーム売上が前年比105〜110%を継続
- 1on1で「辞めたい」ではなく「もっとこうしたい」という相談が増加
現場で試せる:1on1で使えるMEZAME流・3つの問い
- 「最近の仕事で、いちばん『自分らしくいられた瞬間』はいつですか?」
- 「この会社やチームが、今より少しだけ良くなるとしたら、どこがどう変わっていてほしいですか?」
- 「その一歩目として、あなたが“明日から変えてみたいこと”を1つだけ挙げるとしたら?」
自分なりの“志”を言語化するミニワーク
- 原体験を書く:これまでの仕事や人生で、「自分が救われた」「変われた」と感じた出来事を3つ挙げる。
- そこにあった価値を言葉にする:その出来事がなぜ大事だったのか。「承認」「挑戦」「つながり」など、キーワードを抜き出す。
- 志の文にする:「私は、〇〇という経験から、△△を大事にしたい。だから、□□な人や組織を増やしたい。」と一文にまとめる。