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【MEZAME体験談】「仕事がただのノルマ」だった私が、対話を通じて“はたらく=自己承認”に変わるまで

キャリアのモヤモヤ , チームビルディング , 働きがい , 対話型研修 , 成果主義と自己肯定感

2026.05.12

ノルマをこなすだけだった“あの頃の私”

社会人5年目。営業職の私は、数字はそこそこ出しているのに、どこか満たされない日々を送っていました。
「今月の目標」「案件の締切」…頭の中は常にタスクとノルマでいっぱい。
評価面談で上司にほめられても、「たまたま運がよかっただけ」と受け取ってしまい、自分の価値を感じられない感覚が続いていました。
朝目覚ましが鳴ると、まず浮かぶのは「今日も仕事か」。そんな自分を変えたいと思いつつ、具体的に何を変えればいいのかわからないまま、日常だけが過ぎていきました。

MEZAMEとの出会いと、最初の“違和感”

そんなとき、会社で参加型未来プログラム「MEZAME」の実施が決まりました。
「また長い研修かも…」というのが正直な第一印象。一方で「はたらくがもっともっと前向きに」というテーマには、どこか惹かれるものもありました。
初回のワークで投げかけられたのは、「あなたは、なぜこの会社を選んだのですか?」という問い。
入社理由なんてとっくに忘れていたつもりでしたが、ペアで対話するうちに、「本当は、人の成長に関わる仕事がしたかった」感覚が、少しずつよみがえってきました。

問いと対話が引き出した「Will(何がしたいか)」

印象的だったのは、自分の「Will」を言葉にしていくセッションです。
ファシリテーターからの質問はシンプルですが、どれも本質的でした。例えば、
・子どもの頃、時間を忘れて夢中になったことは?
・最近「うれしい」と感じた瞬間は? なぜそう感じた?
・この会社を通じて、誰のどんな状態を良くしたい?
これらを小さなグループで語り合ううちに、「成果に一喜一憂するだけでなく、誰かの挑戦を後押ししたい」という想いが、はっきりと輪郭を持ちはじめました。

チームの関係性が変わった、あの瞬間

MEZAMEの後半では、メンバー同士が互いの「Will」と強みをフィードバックし合う時間がありました。
普段はクールな同僚が、「あなたの丁寧なフォローがあるから、安心して提案に集中できている」と話してくれたとき、胸の奥が熱くなる感覚がありました。
「成果を出している人」だけでなく、チームを支える動きも、ちゃんと見てくれている人がいる。
その日を境に、会議の雰囲気も変化。数字の報告だけでなく、「どんな状態のチームをつくりたいか」を語り合う時間が自然と増えていきました。

「自己承認」としてのはたらく、へのシフト

プログラム後、私の中で大きく変わったのは、「仕事=評価されるかどうか」ではなく、「仕事=自分の価値を実感する場」という捉え方です。
自分のWillは「一緒に働く人が、自分の可能性に気づける場をつくること」。
商談準備で後輩と一緒に戦略を考え、うまくいったとき、「先輩と組めてよかったです」と言われる瞬間が、数字の達成以上にうれしくなりました。
「明日、あの案件の相談をしよう」「このメンバーともっと話したい」。
そんな小さなワクワクが、月曜の朝の憂うつを、少しずつ塗り替えていきました。

今の職場でもできる、ミニ対話ワーク

MEZAMEでの体験は、少し工夫すれば日々の職場でも応用できます。例えば、次のようなミニ対話ワークです。
・1対1で15分、「最近うれしかった仕事の出来事」を交互に聞き合う
・その話を聞いて感じた、相手の強みを3つメモして伝える
また、自分一人でできる問いとしては、
・今の仕事で「もっと関わりたい」と思う人は誰?
・その人のどんな変化を見られたらうれしい?
といった質問に書き出しで答えてみるのも有効です。
少しの時間でも、対話と内省を意識的に持つことで、「はたらく」の意味は静かに変わりはじめます。