「組織人事コンサル」の仕事をざっくり分解すると
「組織開発」「人事コンサル」というと、ふわっとしたイメージになりがちですが、中身はかなり実務的です。多くのプロジェクトは、次のような流れで進みます。
- 採用・離職・分断などのテーマ設定
- 現場ヒアリングで“本当の課題”を特定
- 対話の場づくりで、経営と現場の認識をそろえる
- 経営の志やビジョンを、現場が使える言葉に翻訳
- 仕組み・制度・研修に落とし込み、定着を支援
きれいなスローガンをつくるだけでなく、「人が変わる・行動が変わる」ところまでやり切るのが、プロの組織人事コンサルの役割です。
よくある悩みを、プロジェクトに変える起点とは
きっかけになるのは、どの会社にもある身近な悩みです。
- 採用:応募は来るが、欲しい人がなかなか来ない
- 離職:若手が3年持たずに辞めてしまう
- 分断:経営と現場、ベテランと若手がかみ合わない
トゥモローリンクの場合、「採用が未来を切り開き、職場環境が個人の成長を促す」というミッションから、採用と職場づくりをセットで見るのが特徴です。表面的な症状だけでなく、「この会社は何のために存在するのか」という意味のレイヤーまで掘り下げるところから、プロジェクトが始まります。
現場ヒアリング→対話の場づくり→意味の翻訳→仕組み化
実際の進め方は、シンプルに言うと次の4ステップです。
- 現場ヒアリング:経営陣、人事、現場メンバーから本音を聞く
- 対話の場づくり:部署や世代をまたいだ対話で、認識を共有
- 意味の翻訳:トップの志・ビジョンを、日常の行動に落とせる言葉にする
- 仕組み化:評価・1on1・研修などの仕組みに組み込む
ここで重要なのは、「現場の声」と「会社の志」を両方扱うこと。どちらかだけだと、精神論か制度論に寄りすぎて、結局現場が動かない状態になりがちです。
MEZAME型プログラムで、眠っている可能性を起こす
トゥモローリンクが提供する参加型未来プログラム「MEZAME」は、このプロセスをギュッと凝縮した場です。特徴的なのは、社員一人ひとりのWill(何がしたいのか)を対話で引き出し、会社のビジョンと接続していく設計になっていることです。
単なるマインド研修ではなく、
- 会社の歴史や「なぜこの事業をやるのか」の共有
- 自分の原体験・価値観の棚卸し
- 「じゃあ明日から何を変えるか」のアクション宣言
までセットで行うことで、自己承認とチームへのコミットメントが同時に高まるように作られています。
数字ゴリゴリ営業から、人と組織のキャリアに活きる力
「人と組織に向き合う仕事にシフトしたい」と考える営業職の人は、今の仕事で次の力を意識的に鍛えておくと、組織人事コンサルで活かしやすくなります。
- 課題の言語化力:顧客のぼんやりした悩みを、構造的な課題に落とす力
- ファシリテーション力:会議や打ち合わせで、参加者の本音を引き出す力
- ステークホルダー調整力:決裁者と現場の双方に納得感のある提案をつくる力
- 数字とストーリーの両立:成果指標を追いながら、意味のあるストーリーで語る力
「物を売る」から「変化をつくる」に対象は変わりますが、土台になっているスキルは驚くほど共通しています。
面接で「志やビジョンを大事にしている会社」か見抜く質問
「ビジョン大事にしてます」と語る会社は多いですが、本当に日々の仕事に落ちているかどうかは、面接での質問である程度見抜けます。例えば次の3つです。
- 「御社のビジョンが、直近1年の具体的なプロジェクトでどう活かされたか教えてください」
- 「評価やフィードバックの場で、ビジョンが話題に上がるのはどんなときですか」
- 「入社1〜2年目の人が、ビジョンを実感したエピソードがあれば教えてください」
このあたりに、具体的なストーリーや仕組みの話が返ってくる会社は、志やビジョンを“きれいごと”で終わらせず、組織づくりに本気で向き合っている可能性が高いと言えます。