「MEZAME」は何を変えるプログラムなのか
MEZAMEは、株式会社トゥモローリンクが提供する「参加型未来プログラム」です。一般的な研修のように知識をインプットする場ではなく、社員一人ひとりの「Will(何がしたいのか)」を対話を通じて掘り起こし、会社のビジョンと結びつけていく設計になっています。
目的はシンプルで、「仕事だからやる」を「自分だからやりたい」へと変えること。トップの志や会社の存在意義を丁寧に紐解きながら、そこに自分の経験・強み・価値観を重ね合わせていきます。結果として、同じ仕事でも捉え方と行動の質が変わり、チームの空気が前向きになっていきます。
なぜ「対話」だけで表情や空気が変わるのか
MEZAMEの中心にあるのは、講義ではなく少人数の対話です。ポイントは「正解探し」ではなく、「自分の言葉で語る」ことにあります。
人は、自分の過去を語り、聴かれ、承認されることで、自己肯定感とエネルギーが高まります。さらに、普段は聞けない上司や仲間の本音や原体験を知ることで、「この人と一緒にやりたい」という感情的なつながりが生まれます。
MEZAMEでは、このプロセスを安全に進めるために、問いの順番やペア・グループの組み方、話す時間・聞く時間のバランスまで細かく設計。だからこそ、対話「だけ」で表情が変わり、チームの空気がやわらかく、前向きに変化していきます。
トップの志を「現場の日常行動」に落とす設計思想
多くの会社で、トップの志やビジョンは「ポスター止まり」になりがちです。MEZAMEでは、ここをあえて丁寧に扱います。
まず、創業ストーリーや「なぜこの会社が存在するのか」を、代表や経営陣が自分の言葉で語る場をつくります。そのうえで、参加者にこんな問いを投げかけます。
・この話のどこに、自分は心が動いたか
・自分の仕事のどんなシーンとつながりそうか
この「翻訳作業」を、職種や階層ごとに掘り下げることで、ビジョンが「営業での提案の一言」や「現場でのお客様への声かけ」など、具体的な行動レベルまで落ちていきます。
実際のワーク例と、変化が生まれた瞬間
一例として、「変化のストーリーワーク」というものがあります。参加者同士がペアになり、「これまでの仕事人生で、いちばん自分が変わったと感じた出来事」をインタビュー形式で掘り下げていきます。
・そのとき何に悩んでいたのか
・どんなきっかけで一歩踏み出したのか
・結果として、何が変わったのか
これを聞き合うと、「あの人にもそんな時期があったんだ」という発見が生まれます。導入企業では、このワークをきっかけに、「普段なら任せられなかった案件を、思い切って若手に託してみた」といった行動変化が起き、チーム内の信頼残高が一気に増えたケースもあります。
導入企業のビフォーアフターで見るMEZAMEの効果
あるサービス業の企業では、部署間の壁が厚く、採用しても定着しないことが課題でした。MEZAME実施前は「どうせ現場は変わらない」というあきらめが強く、会議も報告ベースになりがちでした。
MEZAMEを複数回実施し、経営陣の想いと現場の本音を丁寧に往復させた結果、
・部門をまたいだプロジェクトが自発的に立ち上がる
・新入社員とベテランの1on1が習慣化する
といった変化が生まれました。数値としても、1年で離職率が大きく改善。何より、「月曜日が前より憂うつじゃない」という声が増えたことを、経営陣が一番の成果として受け止めています。
あなた自身のキャリアを「変化のストーリー」で振り返るシート
この記事を読んでいる方にも、MEZAMEのエッセンスを少しだけ体験してもらえるよう、簡単な問いかけシートを紹介します。気になる問いだけでも、メモに書き出してみてください。
1.これまでの仕事人生で、「自分が一番成長した」と感じる瞬間はいつですか。
2.その前には、どんな迷いや葛藤がありましたか。
3.その出来事を通じて、「働くこと」への捉え方はどう変わりましたか。
4.いまの自分は、その変化のどこをまだ活かしきれていないと感じますか。
自分のキャリアを「成果」ではなく「変化のストーリー」として捉え直すことで、次に挑戦したいテーマや、活かせる強みが自然と見えてきます。