9:00〜10:00朝の「問い」をそろえるミーティング
出社後にまず行うのは、当日関わるプロジェクトごとの「問い」のすり合わせです。採用支援か、研修か、組織開発かに関わらず、株式会社トゥモローリンクが最初に確認するのは「この場で、誰のどんな行動が変われば、未来が一歩進むのか」という1文です。
例えば、中途採用プロジェクトなら、「一次面接で、候補者が『ここで働く意味』を自分の言葉で語れる状態をつくるには?」といった問いを立てます。この1文が、その日の会話設計の“コンパス”になります。
10:00〜12:00経営層との対話設計ミーティング
続いて、クライアント企業の経営層とのオンライン/訪問ミーティング。ここで行っているのは「施策のすり合わせ」ではなく、「物語の再編集」に近い作業です。
トゥモローリンクが必ず聞くのは、次の3点です。
- なぜ、この会社を立ち上げた(引き継いだ)のか
- 10年後、社員にどんな表情で働いていてほしいか
- いま、それを阻んでいる“見えない前提”は何か
この対話から、研修や採用面接で社員・候補者に投げかける質問を設計します。例えば、経営者の原体験をもとに、次のような問いが生まれます。
- 「あなたがこれまでで一番『認められた』と感じた仕事は何ですか?」
- 「そのとき、周りの人はどんな言葉をかけてくれましたか?」
「働く=自己承認を取り戻すプロセス」と捉えるトゥモローリンクらしい、対話の起点です。
13:00〜15:00参加型未来プログラム「MEZAME」の設計
午後は、MEZAMEの新規回やカスタマイズ版をチームで組み立てます。ここで使う代表的なフレームワークは、次の3ステップです。
- Past:原体験を棚卸しする(自分はどんなときに燃えたか)
- Will:これから何を成し遂げたいか言語化する
- Link:会社のビジョンと、自分のWillを接続する
ワーク1つつくるにも、「どんな順番で問いを投げると、安心して本音を話せるか」を細かく検証します。たとえば、いきなりWillを聞かず、必ず「ちょっと誇らしい過去のエピソード」から入るようにする。これにより、自己否定ではなく「自分にもできることがある」という感覚から未来を描けるよう設計しています。
15:00〜17:00研修・面接の実施と「気づき→行動」への落とし込み
実際の研修や採用面接の場では、「気づき」で終わらせないためのひと工夫をしています。
- ペア対話で「いま気づいたこと」を言語化する
- その気づきが「現場のどの行動」とつながるか、一緒に具体化する
- 翌週までに試す“1アクション”を、本人の言葉で宣言してもらう
たとえば、MEZAME後に出てきたアクション例は、「毎週1on1で、部下の『最近うれしかった仕事』を必ず聞く」など。自己承認の感覚を、チーム全体に広げる小さな実験を一緒に設計します。
17:00〜18:30社内の振り返り対話とナレッジ共有
1日の終わりには、短い振り返り対話を行います。テーマはシンプルに「今日、一番うれしかった瞬間は?」からスタート。成功・失敗ではなく、「どの瞬間にエネルギーが上がったか」を共有します。
そのうえで、次の2点を確認します。
- 今日の問い・ワーク設計は、参加者の自己承認につながったか
- 明日、同じ場があったらどこを1つだけ変えるか
この小さな改善の積み重ねが、「明日早く会社に行きたい」と思える場づくりの土台になっています。
面接前に試してほしい「対話設計トレーニング」チェックリスト
トゥモローリンクの仕事に関心がある方は、次の項目を一度試してみてください。
- 相手が話しやすくなる「最初の質問」を3パターン用意できる
- 「何が起きたか」だけでなく、「そのときどう感じたか」まで聞ける
- 相手の話から、その人の強みを1つ言語化してフィードバックできる
- 対話のゴール(相手にどんな状態になってほしいか)を事前に1文で書ける
- 対話の最後に、「明日からできる具体的な1アクション」を一緒に決められる
1対1の雑談でも構いません。このチェックリストを意識して会話してみると、「気づき→行動」につながる対話設計の感覚が少しずつつかめてきます。
働くことを通じて、誰かの自己承認を取り戻すことに関わりたい。そんな思いがあるなら、日常の会話を変えるところから、その挑戦はすでに始められます。