「明日早く会社に行きたい」を合言葉にしている理由
株式会社トゥモローリンクが大事にしているのは、「はたらくがもっともっと前向きに」というビジョンを社内でも体現することです。「明日早く会社に行きたい」「休み明けにみんなやお客様に早く会いたい」という感覚は、決してスローガンではなく、職場づくりの判断基準。
売上や生産性だけでなく、「ここで働くことが自分の成長や自己承認につながっているか?」を常に問いながら、制度よりもまず“場づくり”を整えることに時間をかけています。
少人数だからこそできる「本音トーク」の習慣
社員6名規模のトゥモローリンクでは、少人数であることを強みにして、本音で語り合う時間をあえて“仕組み化”しています。
・週次のミーティングで、数字の前に「今の正直な気持ち」を一言ずつ共有
・仕事の相談だけでなく、モヤモヤや不安も歓迎する空気づくり
・否定やアドバイスより、「その気持ちになった背景」をじっくり聴く
ちょっとした違和感や不満を溜めないことで、「言えないから辞める」という状態を防ぎ、前向きなエネルギーに変えることを意識しています。
ワンチーム文化を生むミーティングの工夫
同社のミーティングは、「一人でやる」から「仲間と協力してやる」へシフトするための場としてデザインされています。
・役職に関係なく、全員がファシリテーター役を持ち回り
・成功事例だけでなく「うまくいかなかった話」も必ず共有
・誰かの挑戦に対して「ツッコミ」ではなく「一緒に考える」スタンスを徹底
これにより、失敗を責める空気ではなく、「次はどうやる?」を自然に話せる雰囲気が育ち、心理的安全性とチャレンジの両立が生まれています。
心理的安全性を守るための暗黙ルールとエピソード
トゥモローリンクには、明文化されていなくても守られている“暗黙ルール”があります。例えば、「相手のいないところで相手の話をしない」「言いづらいことほど、直接伝える」「感情と事実を分けて話す」など。
あるメンバーが業務量でいっぱいいっぱいになったときも、「なぜそうなったか」を責めるのではなく、「どんな状態なら頑張り続けられそう?」と対話。結果として、業務の再設計と役割の見直しにつながり、そのメンバーのパフォーマンスも向上したといいます。
トゥモローリンク流・対話を深める問いリスト
読者の職場でも使えるように、同社が大事にしている「対話の問い」を一部紹介します。
・最近「楽しかった仕事」「しんどかった仕事」は何ですか?
・今の自分にとって、この会社で働く意味は何だと思いますか?
・チーム全体がもっと良くなるとしたら、どこから変えたいですか?
・今、いちばん助けてほしいことは何ですか?
会議の冒頭5分で一問だけでも投げかけてみると、情報交換だけのミーティングから、“お互いを知る場”へと変わっていきます。
明日から試せる1on1の質問集
1on1で沈黙が怖くて、つい評価や指示だけになっていないでしょうか。トゥモローリンクが実践しているのは、「相手のWill(何がしたいのか)」に光を当てる問いです。
・今の仕事で「もっと任せてほしい」と思うことは?
・逆に、「手放したい・減らしたい」仕事は?
・1年後、どんな状態になっていたら自分を褒められますか?
・最近、誰かから言われて嬉しかった一言は?
評価ではなく可能性にフォーカスすることで、1on1が「詰められる場」から「エネルギーが湧く場」へと変わります。