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【1日密着】「立て看板メーカーの企画営業」って何するの?“売り込まない営業”のリアルを日記風に追いかけてみた

企画営業の仕事内容 , 工場連携 , 店舗看板・サイン , 接客スタイル , 既存顧客フォロー

2026.06.19

9:30 ショールーム開店。「まずは聞くこと」から1日が始まる

常磐精工の企画営業の朝は、ショールーム対応からスタート。2,000種以上から厳選した看板やスタンドの中から、お客様の業種や設置場所を聞き取りながら一緒に選びます。「どのくらい遠くから読ませたいか」「夜も光らせたいか」など、会話はほぼ“相談会”。売り込むよりも、お客様のイメージを引き出すことがメインです。LEDの明るさを見てもらったり、実際にポスターを入れ替えてもらったりと、「体験して決めてもらう」スタイルが基本になっています。

11:00 日記風タイムライン①「使い方」から逆算して提案

午前のショールームは、まさにマンガの1コマのようなシーンの連続です。例えば飲食店オーナーが来店したら、「お店の前の歩道の広さ」「ランチとディナーで内容を変えるか」をヒアリング。頭の中では「A型看板+ポールスタンドのセットかも」と吹き出しが浮かびます。カタログと現物を見せながら、「雨の日でも出しっぱなしで大丈夫なもの」「店内ポップとテイストをそろえる」など、小さな工夫を会話ベースで提案。自然と複数案を比較しながら一緒に決めていきます。

13:00 日記風タイムライン②工場と一緒に“現場目線”を形にする

午後は工場との打ち合わせへ。午前中の相談をもとに、「高さをもう少し低く」「ポスター差し替えを片手でできるように」など、細かな要望を図面とサンプルで確認します。職人任せではなく、誰でも扱える設備を活かしながら、営業・設計・製造でアイデアを出し合うのが特徴です。既製品の組み合わせで足りなければ、アルミフレームを使ったカスタムも検討。お客様の「こんなのできる?」を、製造現場と一緒に「こうすればできる」に変えていくプロセスが、企画営業の腕の見せどころです。

15:00 日記風タイムライン③「売り込まない」からこそ続く関係づくり

夕方は既存顧客向けの提案書づくり。新規飛び込みより、「前に看板を買ってくれたお客様」が中心です。過去の発注履歴や設置写真を見返しながら、「次のキャンペーンで使えそうなサイズ違い」「店内用のボードスタンド」などを組み合わせて提案。ノルマに追われて片っ端から電話をかける…というスタイルではなく、「あの店舗、季節メニュー変わってそうだな」と、相手の状況から逆算して声をかけるイメージです。一度の取引で終わらず、長くサポートしていく関係づくりが仕事の中心にあります。

Q&A:図面・ノルマ・飛び込み、実際のところどうなの?

よく聞かれるのが「図面はどれくらい読めればいい?」「ノルマってある?飛び込みは?」という質問です。図面は、入社時に専門知識がなくても大丈夫。縦横の寸法や簡単な構造が理解できればスタートでき、工場とのやり取りを通じて徐々に慣れていきます。数字目標はありますが、「とにかく売ってこい」というプレッシャー型ではなく、既存のお客様の課題解決がベース。飛び込み営業はほぼなく、展示会や紹介、ショールームへの来訪からの深堀りが中心です。

未経験でもできる?入社前にやっておいてよかった“職業病”トレーニング

未経験入社の先輩が口をそろえて挙げるのが、「街を見る目を変えておく」こと。例えば、通勤中にお店の立て看板をチェックして、「何メートル手前から読めるか」「雨の日はどうなりそうか」を観察してみる。スーパーのポップやサインを見て、「どの文字が一番目立つか」「複数の看板がどう連携しているか」をメモする。こうした“職業病”を育てておくと、実際の提案の引き出しが増えます。デザインソフトのスキルよりも、「お客様目線で看板を見るクセ」が、企画営業の大きな武器になります。