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「アイデアがカタチになる仕事」ってこういうこと。常磐精工の商品開発・技術職を3つのプロジェクトで解説

ユーザー目線の設計 , 商品開発職 , 技術系キャリア , 看板什器設計 , 試作と改善

2026.07.01

常磐精工の「商品開発・技術職」とは

常磐精工の商品開発・技術職は、看板やディスプレイ什器を「ゼロから考え、図面にし、工場で量産できる形に落とし込む」役割です。営業が拾ってきた要望を整理し、アルミや樹脂、板金などの素材をどう組み合わせれば、安全で長く使えるかを設計します。試作・検証・改良を何度も繰り返すため、机上だけではなく工場とのコミュニケーションも必須。ニッチな自立型看板という領域で、社会や店舗の困りごとをカタチに変えていく、ものづくりの司令塔的ポジションです。

プロジェクト1:スタートアップとの試作支援

あるスタートアップから、「イベントで使える、組み立てが簡単なアルミフレーム什器を作りたい」という相談がありました。担当した若手技術者は、まずヒアリングを重ねて「工具なしで3分以内に組立」「トランクに収まるサイズ」といった条件を整理。自社のアルミフレーム技術をベースに、3Dモデル→簡易試作→現場テストを短いサイクルで回しました。初回は強度不足でやり直しに。ただ、その失敗から補強方法を学び、最終的には量産につながる構造を確立。スピード感と柔軟さが問われるプロジェクトでした。

プロジェクト2:既存スタンドの「ちょっと不便」を解決

別の案件では、長く売れているポスタースタンドに対し、「ポスター交換がしづらい」「女性スタッフには少し重い」という声が寄せられました。商品開発チームは、実際に店舗で使う様子を観察し、ユーザーの「手の動き」や「力の向き」を細かく分析。クランプ部品の形状変更や、アルミ肉厚の見直しで軽量化と操作性向上を同時に狙いました。変更点が強度やコストに与える影響を、図面と試作で検証しながら調整。大掛かりな新製品ではなくても、日々の改善がブランドの信頼を支えています。

プロジェクト3:地域ワークショップ用什器づくり

地域の子ども向けワークショップでは、「安全で、組み立て体験もできる什器」が求められました。技術職メンバーは、角を極力丸くし、指を挟みにくい構造にするなど、安全性を最優先に設計。工具をほとんど使わず、ボルトを数本締めるだけで完成する仕組みにし、「つくる楽しさ」も感じられるよう工夫しました。当日は子どもたちが自分で組み立て、完成した什器に看板を立てて記念撮影。図面の先にいる「使う人の顔」を意識できる、学びの多いプロジェクトになりました。

図面が読めなかった先輩はどう成長したか

中には入社時、「図面はほぼ読めなかった」という先輩もいます。その先輩は、まず既存製品の図面を見ながら実物を分解・組立して、「記号と線が、実際の部品のどの部分か」を体で覚えるところからスタートしました。分からない記号は先輩に質問し、社内の技術資料室で過去の図面もチェック。CAD操作も、最初は簡単な寸法変更から任され、少しずつ新規設計へステップアップ。日常的に、「なぜこの寸法なのか」「なぜこの素材なのか」を考えるクセが、成長のカギになっています。

日々の勉強とスキルアップの工夫

技術職メンバーがよく行っているのは、次のような勉強法です。
・社内の過去図面を眺め、良い事例をストックする
・新しい機械や金具が入ったら、必ず自分で触ってみる
・展示会やショールームで、他社製品の構造を観察する
・工場の職人に加工や組立のコツを直接聞く
こうした小さな積み重ねで、「作れる構造」と「コスト感覚」が身についていきます。資格よりも、現場で試しながら学ぶ姿勢が大切な職種です。

ものづくり開発職に向いているかチェック&準備したい実績

簡単なセルフチェックとして、例えば次の問いにピンとくるか考えてみてください。
・身の回りの道具を見て、「どうやって作っているんだろう」と想像する
・工作やDIYで、失敗しても原因を考えて作り直すのが苦にならない
・細かい寸法や仕上がりの差に、つい目が行ってしまう
応募前に準備したいポートフォリオ例としては、
・学校や趣味で作った作品の写真と、簡単な設計意図
・CADや3Dソフトで描いたモデルのスクリーンショット
・DIYや工作のビフォー・アフター写真
など、「考えて作ったプロセス」が分かるものがあると、より具体的に自分のイメージを伝えやすくなります。