「看板メーカーって何してるの?」からスタート
若手と中堅メンバーに集まってもらい、まず投げかけたのはこの質問。──「そもそも、常磐精工ってどんな仕事してる会社だと思われがち?」
若手A「親には『看板の会社』って言ったら、ネオン街の大きい看板を想像されました(笑)。実際は、お店の前にあるA型看板とか、施設の案内用ポールサインとか、“生活圏でよく見るけど意識してないモノ”を作ってます」
中堅B「アルミのフレームを自社で設計して、切断、加工、組立まで一貫生産。営業も“売るだけ”じゃなくて、お客様の店舗や施設の導線を一緒に考えるので、半分コンサルみたいな感覚もありますね」
入社の決め手は「つくってるモノ」と「人の距離感」
若手C「工場見学に来たとき、ショールームで実物を触りながら説明してもらえたのが大きかったです。『ここはあえてコストをかけてでも耐久性を上げていて…』みたいな話を聞いて、“安さ勝負じゃないメーカー”なんだと分かって、ここで技術を身につけたいと思いました」
中堅B「私は転職組ですが、代表や現場リーダーと普通に距離が近いのが決め手でした。57年続いている会社なのに、トップが現場のアイデアを聞きに来る。『自分の提案が商品になるかもしれない』って本気で言ってくれるのは珍しいと思いました」
入ってみて感じたギャップ
「職人気質で怖そう」→意外とロジカル&オープン
若手A「正直、“職人の世界で怒鳴られるのかな…”と身構えてました。でも、実際は“なぜそうなるか”を図面とサンプルを使って丁寧に説明してくれるスタイル。失敗しても『次からこうしよか』と一緒に原因を分解してくれます」
中堅B「昔ながらの手加工もありますが、新しいNC機械もどんどん導入されていて、『誰でも扱えるようにする』方向なんですよね。若手でも触れる設備が多いのはいいギャップでした」
「残業まみれ?」→波はあるけどコントロールしやすい
若手C「製造業=毎日終電、みたいなイメージもあったんですが、実際は繁忙期とそうでない時期が比較的はっきりしてます。前もって『この時期は案件が多いから頑張ろう』と共有されるので、プライベートの予定も立てやすいです」
あえて語る「ここはまだこれから」のポイント
中堅B「ニッチトップを目指している分、製品点数も多くて、情報整理はまだ途上です。マニュアルやナレッジの仕組み化は、今まさに若手も巻き込んで進めているところ。『決まった型に乗りたい』人より、『一緒に仕組みを作る』のが好きな人のほうが楽しめると思います」
若手A「歴史が長いので、いい意味でも悪い意味でも“これまでのやり方”が残っている場面もあります。ただ、“変えよう”と言えば聞いてもらえる空気はあるので、言うか言わないかで働きやすさが変わる会社かなと」
仕事終わりの過ごし方と社内イベント
若手C「工場があるのは大阪・堺。自転車で通って、そのままジムに行く人もいれば、家族と夕飯を食べてからオンラインゲームをする人もいたり、生活リズムはかなりバラバラです」
中堅B「会社行事は、地域のオープンファクトリーやワークショップへの参加が多め。子どもたちにアルミフレームを組んでもらうイベントでは、『こんなんが看板になるん?』と驚かれて、ものづくりの楽しさを再確認させられました」
リアル“しくじり”とリカバリーエピソード
若手A「初めて担当したオーダーメイド案件で、フレーム寸法を1箇所だけ間違えてしまって…。出荷前チェックで先輩が気づいてくれたんですが、納期まで時間がない。チームみんなで工程を組み直して、別ラインを止めてでも優先してもらい、なんとかオンタイムで納品できました」
中堅B「そのときの失敗ポイントをもとに、チェックシートを1枚追加したんですよね。しくじりで終わらせず、仕組みに反映するのは常磐精工っぽいところかもしれません」
見学・カジュアル面談でチェックしてほしいポイント
- ショールームで「同じ用途の製品をどう差別化しているか」を聞いてみる
- 工場で、ベテランと若手の距離感や声のかけ方を観察してみる
- 実際の図面や試作品を見ながら、「失敗したときどうするか」を質問してみる
- 自分が気になる働き方(残業、休日など)を具体的な例で聞いてみる
「もし自分がここで働いたら、どんな1日になるか」をイメージしながら見学してみると、常磐精工との相性がよりリアルに見えてくるはずです。