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【1日密着】看板メーカーの“営業”って何してるの?ルート営業×ものづくりで人と長く付き合う仕事のリアル

ショールーム提案 , ものづくり志向 , ルートセールス , 法人営業 , 看板メーカー

2026.03.27

「ファースト看板」から始まる、付き合いの長い営業スタイル

常磐精工の営業は、飛び込みやテレアポで数字を追いかけるスタイルとは少し違います。きっかけは、新しくお店を出すときに導入する「ファースト看板」。そこから、リニューアル、2店舗目、業態変更、安全対策用品の導入まで、長くお付き合いしていく“パートナー”のような営業です。

お客様は、看板専門店や内装会社、設計事務所、エンドユーザーの店舗オーナーなど。「どんな集客をしたいか」「どこまで安全に配慮したいか」を一緒に考えながら、最適なスタンド看板やディスプレイ什器を提案していきます。

ある営業の1日タイムライン

9:00〜10:00訪問準備と情報整理

出社後まず行うのは、前日までの問い合わせや見積依頼の整理。今日訪問するお客様の業態、過去の購入履歴、設置場所の写真を確認しながら、「今日は何を持っていけば、話が具体的になるか」を考えます。

例えば飲食店なら、A型看板とポスタースタンドを候補に。屋外設置が多いなら、耐久性の高いアルミフレームや、防雨仕様のLED内照看板をピックアップ。ここで、商品知識と現場イメージを結びつける力が問われます。

10:30〜12:00ショールームでの提案

常磐精工の営業の大きな特徴が、自社ショールームを活用した提案です。約2,000種から厳選した約50種類の看板・スタンドを、実際に「見て・触れて・比べて」もらいながら商談します。

LEDの明るさ、ポスターの入れ替え方法、安定感、サイズ感などをその場で確認してもらえるため、「思っていたのと違う」が起こりにくいのが強み。「このメニュー表は夜も見えやすくしたい」「高齢のスタッフでも簡単に動かせるものがいい」など、リアルな声を聞きながら、型番ではなく「使い方」から商品を選んでいきます。

13:00〜14:30工場との打ち合わせで“ものづくり目線”をプラス

午後は、本社工場への戻りがてら製造担当と打ち合わせ。例えば、「ロゴ部分だけサイズを変えたい」「病院用に角をより安全な仕様にしたい」といった要望を、どう形にするか相談します。

ここで活きるのが、アルミフレーム構造や加工方法の知識。「このフレームならNC切断機で対応できる」「スポット溶接ではなく、ボルト固定にした方がメンテナンスしやすい」といった会話をしながら、コストと納期、安全性のバランスを取っていきます。

15:00〜18:00見積作成とフォロー連絡

社内に戻ったら、仕様を整理して見積作成。既製品+一部カスタムのパターンも多く、パーツ構成やオプションを正確に積み上げていきます。並行して、午前中の提案内容をメールで整理し、「今日はここまで話しました」「この案なら納期◯週間です」といったフォローを行います。

ルート営業らしく、納品後の不具合やパーツ交換の相談も大切な仕事。「キャスターの動きが悪くなってきた」「屋外に出しっぱなしにしたいが、さらに安定させたい」といった声に、長く使ってもらうための提案を続けます。

未経験者が最初につまずくポイントと乗り越え方

商品数が多くて覚えきれない

スタンド看板やポールサイン、パーテーションなど、商品カテゴリーも仕様も多彩。最初は「どれが何だったか分からなくなる」のが当然です。

先輩がよく使う勉強法は、「シーン別」に覚えること。・駅前の路面店向け・クリニックや薬局向け・オフィスや商業施設の案内表示向けといった単位で、売れ筋商品の“セット”を頭に入れていきます。

現場で何を質問していいか分からない

経験が浅いと、「とりあえずカタログを一通り説明してしまう」状態になりがちです。そこで有効なのが、質問を「場所」「人」「期間」の3つに絞ること。

・場所:屋外か屋内か、日当たりや風の強さ、通行量はどうか・人:誰が出し入れするか、見る人の年齢層や高さ・期間:短期イベントか、常設か、季節ごとに変えるのか

この3つを押さえるだけで、提案の精度が一気に上がります。

先輩が実際にやっている勉強法

社内では、工場見学や技術資料室を使った勉強が盛んです。組立工程を自分の目で見て、「なぜこの構造なのか」「どこが壊れやすいのか」を理解することで、提案時の説得力が増します。

また、ショールームで空き時間に「自分でポスターを入れ替えてみる」「高さ調整をやってみる」といった“触って覚える”勉強をしている営業も多くいます。カタログだけでは分からない使い勝手を体感しておくと、商談での具体的な説明にそのままつながります。

面接で営業志望を語るときに押さえたい3つのポイント

常磐精工の営業職を志望するときに、「ここは伝えておきたい」というポイントは次の3つです。

1. 長く付き合う関係づくりへの興味

新規開拓よりも、既存のお客様と何年も関わり続けるスタイルです。「お店の成長に並走したい」「リピートしてもらえる提案にやりがいを感じる」といった価値観を、具体的なエピソードとともに語れると良いでしょう。

2.ものづくりへの関心と学ぶ姿勢

営業でありながら、製造現場との連携が多い仕事です。「モノの構造を知るのが好き」「分からないことは実際に見に行きたい」といったスタンスを、これまでの経験(アルバイトや趣味でもOK)から示せると、仕事との相性が伝わりやすくなります。

3. 安全・安心な社会づくりへの共感

看板は集客ツールであると同時に、安全を守る役割も持っています。飛沫防止パーテーションや消毒液スタンド、緊急用担架なども手がけるメーカーとして、「便利さと同じくらい、安全も大事にしたい」という視点に共感していることを、自分の言葉で伝えることが大切です。

ルート営業とものづくりが組み合わさった常磐精工の営業職は、「人と長く付き合うこと」と「モノを深く知ること」が好きな人にとって、じっくり力を伸ばしていけるフィールドといえます。