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【社長インタビュー】「MAKE THE BEST」に込めた想いとは?常磐精工があえて“ニッチトップ”を目指す理由

アルミフレーム技術 , オープンファクトリー , ものづくり精神 , 安全な街づくり , 自立型サイン

2026.06.15

「看板メーカーなのに、そこまで?」という問いへの答え

「看板って、ただ広告を出す道具でしょう?」というイメージに、常磐精工はあえて逆らっています。
代表・喜井がこだわるのは「便利で安全な社会づくり」に役立つ看板であること。店舗前のA型看板や施設内のポールサインは、単なる“目印”ではなく「人を迷わせない」「事故を防ぐ」「情報を正しく届ける」ためのインフラだと考えています。
だからこそ、風にあおられて倒れにくい構造や、視認性・耐久性・メンテナンス性まで徹底的に追い込む。「MAKE THE BEST」は、その姿勢を端的に表したキーワードです。

「MAKE THE BEST」に込めた、作り手としてのプライド

喜井自身の原点は、幼い頃からそばにあった工場の風景だといいます。アルミ材が切られ、穴を開けられ、曲げられ、組み上がっていくプロセスを見て育ち、「どうせ作るなら、一番良いものを」という感覚が自然と染み込みました。
「MAKE THE BEST」は、
・今の自分たちにできる“最高”を出し切る
・昨日より良いものを必ず生み出す
という、更新型の合言葉。安さだけを競うのではなく、「長く使われ、信頼される一台」を積み上げることで、社会に対して誠実でありたいという想いが、そこに込められています。

あえて“自立型看板”でニッチトップを狙う理由

数あるものづくり領域の中で、常磐精工が選んだのは「自立型看板」というニッチです。理由はシンプルで、「誰の役に立っているか」が明確だから。店舗オーナー、施設管理者、商業施設の運営担当者など、日々現場で看板を扱う人の困りごとに、直接応えられるからです。
安価な海外製品も多い中で、常磐精工は
・高品質・高耐久
・パーツ供給や個別要望への柔軟な対応
で差別化。大量消費ではなく、「ファースト看板」から長く選ばれ続ける存在になることを、本気で狙っています。

57年の歴史とオープンファクトリーが示す“透明性”

1967年創業の常磐精工は、約57年かけて看板づくりのノウハウを積み上げてきました。その歩みを象徴するのが、工場見学や技術資料室の公開です。
自社工場で設計・材料加工・組立・出荷まで一貫して行い、NC切断機やパネルソー、スポット溶接機、大型ミーリングマシンなどをフル活用。オープンファクトリーや地域向けワークショップでは、その現場をそのまま見てもらいます。
「どう作っているか」を隠さない姿勢は、品質への自信と同時に、地域や取引先とフラットに付き合いたいという意思表示でもあります。

スタートアップとの共創に見る“アルミフレーム”の可能性

常磐精工の強みは、看板だけにとどまりません。自社開発のアルミフレーム技術を生かし、スタートアップからの試作・商品開発依頼にも応えています。
「こんな展示什器を作れないか」「イベント用にオリジナルのスタンドを試したい」といった相談に対し、年間3万台超を生み出す量産力と、1台からのオーダーメイドに応える柔軟性でサポート。
看板メーカーという枠を越え、プロトタイプから量産まで伴走することで、「新しい価値を社会に届けたい」人たちの後押しもしているのです。

ここで働くと、どんな人の役に立てるのか

常磐精工での仕事は、目の前の製品だけでなく、その先にいる人たちを常に意識します。
・お店の“顔”を託す店舗オーナー
・安全な導線づくりを求める施設管理者
・新事業に挑むスタートアップのメンバー
・ものづくり体験で目を輝かせる地域の子どもたち
自分が手がけた一台が、誰かの商売を支え、誰かの安全を守り、誰かの挑戦を後押しする。代表・喜井は「従業員には“いろんな人の役に立てる会社にいる”という実感を持ってほしい」と語ります。その感覚こそが、日々の仕事のモチベーション源になっています。

見学前に押さえたい設備チェックポイントと質問例

ものづくりが好きな方が工場やショールームを訪れる際に、ぜひ見ておきたいのが次のポイントです。
・NCボール盤、NC切断機:アルミ材加工の精度とスピード
・パネルソー:大型パネルをどう効率的に裁断しているか
・スポット溶接機・大型ミーリングマシン:強度と仕上がりの違い
・オリジナル看板枠組専用機:常磐精工ならではの工夫
社長に投げかけてみると面白い質問例としては、
・「最近“MAKE THE BEST”を実感したエピソードは?」
・「ニッチトップを続けるうえで、一番苦労していることは?」
・「若いメンバー発のアイデアで形になった製品はありますか?」
などがあります。現場の話を引き出すきっかけにしてみてください。