なぜ常磐精工を選んだ?若手が語る入社の決め手
営業・製造・商品開発の20〜30代に共通していたのは、「つくる側に回りたい」という思いでした。派手さよりも、街に当たり前にあるものを支える仕事に惹かれたという声が多く、「自社工場で設計から出荷まで一貫しているから、モノづくりの全体が見える」「安さ勝負じゃなく品質で選ばれるメーカーで働きたかった」といった理由が挙がりました。ショールームや工場見学で、実際に2,000種以上の看板を見たことが決め手になったメンバーも。「ここなら自分のアイデアが形になる」と入社を決めたそうです。
入社前とのギャップ:大企業じゃないからこそのリアル
ギャップとして一番多かったのは、「想像以上に一人ひとりの裁量が大きい」という点です。営業はルートセールス中心だと思っていたら、新商品の提案や展示会対応まで任されることも。製造もライン作業だけでなく、段取りや品質チェックまで関わります。一方で、「町工場っぽくて古い体制かと思っていたけど、設備が新しくて若手が機械をどんどん触れる」「部署間の距離が近く、商品開発に現場の意見がすぐ届く」のは良い驚きだったとのこと。年次より“やりたい”を重視する文化をリアルに感じているようです。
アイデアが街の看板になるまで:若手が担うプロセス
商品開発の若手メンバーは、「アルミフレームの小さな改善案からスタートした」と話します。現場や営業から上がった「ここがもう少し軽いと便利」「ポスター交換をしやすくしてほしい」という声をもとにスケッチを描き、設計と相談しながら試作を繰り返し。工場でテストし、営業と一緒にお客様の反応を聞きながら仕様を固めます。「自分の考えた構造のA型看板が、半年後に街中の店舗前に並んでいるのを見たとき、ようやく“社会とつながった”実感が湧いた」とのこと。小さな改良でも、日常の使いやすさに直結するのがやりがいになっています。
働き方のリアル:残業時間・雰囲気・失敗談
残業は繁忙期と通常期で波がありますが、「毎日遅くまで」が前提ではありません。営業は月20時間前後、製造は受注状況により増減するものの、「終電まで」が常態化することはないとの声が多数。職場の雰囲気は、ベテランが多いのに若手の意見も言いやすいのが特徴で、「最初にやらかしたミスを笑い話にしてくれる空気があったのが救いだった」というエピソードも。納期を勘違いしてヒヤッとした、寸法を1桁間違えたなどの失敗を通じて、「報連相の大切さ」と「確認のクセ」が自然と身についたと話します。
キャリアのつまずきポイントと乗り越え方
共通するつまずきは、「製品知識の多さ」と「図面への慣れ」でした。A型看板、ポールスタンド、パーテーションなど、バリエーションが多く最初は混乱しがちです。座談会メンバーは、カタログをただ暗記するのでなく、ショールームで実物を触りながら覚える、先輩の商談に同席して使われ方をイメージすることで乗り越えたと言います。また、製造や開発では図面の読み書きで苦戦することも。「最初の3カ月は“わからない前提”で聞きまくる」「自分用メモをひたすら作る」など、素直に頼る姿勢が成長の近道になっていました。
面接で伝わるポイントと、入社前に準備しておきたいこと
先輩たちが「ここをアピールすると伝わりやすい」と口をそろえたのは、派手な実績よりも、「身の回りのモノづくりへの興味」と「コツコツ続けた経験」です。たとえば、アルバイトで備品管理を工夫した話や、部活・サークルで道具を長く使うために工夫した話など。「便利で安全な社会をつくる」という会社の考え方に、自分なりの言葉で共感を示すと伝わりやすいという声もありました。入社前に準備すると安心なのは、基本的な工具や素材(アルミ・スチールなど)の知識、Excelの基礎操作、そして街中の看板を意識して観察する習慣です。