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「自分発」のアイデアを形に!社員主導の新商品開発と働く魅力

ものづくり文化 , 中小製造業の働き方 , 新商品企画 , 社員主導開発 , 若手活躍

2026.02.27

看板メーカーから「アイデアのプラットフォーム」へ

大阪・堺でA型看板の国内最多生産を誇る常磐精工株式会社は、単なる看板メーカーにとどまりません。三代目社長・喜井翔太郎氏が目指しているのは、社員一人ひとりが「自分発」のアイデアで新しい価値を生み出すメーカーです。創業以来、ベアリング、アウトドア用品、そして現在のスタンド看板へと主力は変わり続けてきました。その変化を支えてきたのは、「常に今、最高だと誇れるものを」というものづくりの姿勢です。このDNAを、次の世代の社員にどう渡すか――そこに三代目の焦点があります。

なぜ「社員からアイデアを募る仕組み」なのか

常磐精工の従業員の平均年齢は30歳前後。新しいことに挑戦したい、仕事を通じて成長したいというマインドを持つ若手が多く在籍しています。一方で、中小メーカーが大企業並みの給与や福利厚生だけで人材を引き止めるのは現実的ではありません。そこで同社が選んだのが、「ものづくりの楽しさ」と「自分のアイデアが世に出る経験」を提供することでした。社長や一部のメンバーだけが商品を決めるのではなく、現場の社員からも自由に提案を募り、実際に製品化までつなげていく。その仕組みづくりが、三代目体制の大きなテーマとなっています。

若手発アイデアが製品になるまで

社員主導の開発は、既存の看板の改良だけにとどまりません。常磐精工には、自社開発のオリジナル断面アルミフレームという強みがあります。これを軸に、スタートアップ企業のクリーンルーム骨組みや、防災ポシェット陳列什器など、看板以外の試作・商品開発にも取り組んでいます。

こうした案件の中には、若手社員の「こういう使い方もできるのでは」という発想から始まったものもあります。・既存フレームのサイズや接合方法を工夫し、新しい用途を試作・ショールームでの来訪者の声をヒントに、改良案を図面へ落とし込み・社内設備(NC切断機、パネルソー、溶接機など)を使い、自ら試作を組み上げるといったステップを、設計担当や製造担当がチームで進めていきます。自分の提案が試作品となり、展示され、最終的に製品として採用される。ものづくりに携わる者にとって、これ以上ないやりがいを味わえるプロセスです。

「ものづくりの主役」として働ける環境

社員発のアイデアが力を発揮するためには、仕組みだけでなく環境も重要です。常磐精工には、それを支える場が整っています。

  • 年間3万台以上を生産する自社工場で、設計から加工・組立・出荷まで一貫対応できる
  • 1台からのオーダーメイドにも対応しており、試作・カスタムの経験を積みやすい
  • ショールームで2,000種以上のうち約50種を展示し、ユーザーの生の反応を間近で聞ける
  • ストレッチャーに変形する「サポートサイン」など、安全・防災分野の開発実績がある

加えて、地域の子どもたちを工場に招くオープンファクトリーやワークショップも実施。自社の技術を社会に開き、製造業の面白さを伝える取り組みは、社員自身が「社会に役立つものづくりをしている」と実感できる機会にもなっています。

「今すぐ応募したくなる」職場の見どころ

常磐精工で働く魅力は、肩書きや年次ではなく、「アイデア」と「行動」が評価される点にあります。年齢に関わらず提案できる風土、設備に自ら触れながら試作できる環境、地域やユーザーの反応を直接感じられる場がそろっているため、「自分の考えを形にしたい」「メーカーで社会に役立つ仕事がしたい」という人ほど、力を発揮しやすいでしょう。

看板という一見ニッチな世界でニッチトップを目指しつつ、その技術を応用して新しい製品領域にも挑戦する常磐精工。「自分発」のアイデアを信じ、それを試し、ブラッシュアップできる場所を求めているなら、その働き方のヒントがここにあります。