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社員20名の少数精鋭だからできる「とりあえずやってみる」仕事術|昭和製線で実現する裁量あるキャリアとは

アップサイクル , 太陽光パネル再利用 , 少数精鋭 , 海外向けEC , 裁量の大きい働き方

2026.03.02

20名規模だからこそ生まれるスピードと裁量

大阪府富田林市に本社を置く昭和製線株式会社は、ジャンパー線や鉛フリーはんだメッキ銅線など、電子部品・電線用導体の加工を行うメーカーです。従業員はわずか20名。しかし、この「少数精鋭」であることこそが、同社の大きな強みです。組織の階層が少ない分、現場で気づいた違和感やアイデアが、社長まで一気に届きます。検討から意思決定、試作・検証までのサイクルが早いため、「思いついたらまずやってみる」ことが自然と根付いています。

展示会から始まった海外ネット販売の立ち上げ

その象徴が、海外向けネット販売の立ち上げです。東京の展示会に出展した際、台湾・香港・東南アジアの技術者から「日本製の銅線は自国製より信頼できる。自分の国で買えるか」と次々と声がかかりました。当時、海外販売の構想はゼロ。それでも「ニーズがあるなら、とりあえずやってみよう」とネット販売を開始。価格調査や物流の検討、サイト運用などは、入社数年の若手も巻き込んでチームで進めていきました。結果として2014年から東南アジア向け輸出が本格化し、いまや安定した柱のひとつに育っています。ここで重要だったのは、「海外戦略室」を新設することではなく、現場メンバーが普段の業務にプラスして調査・企画・改善まで担ったことです。データ収集や問い合わせ対応、現地パートナーとのやりとりに、入社1〜3年目が主体的に関わる場面も少なくありません。

太陽光パネルのアップサイクルに挑む新規企画

もうひとつの象徴的なプロジェクトが、太陽光パネルのアップサイクルです。FIT終了後に大量廃棄されるメガソーラー用パネルに着目し、「捨てられる前に、別の価値ある形にできないか」と検討を開始しました。ホワイトボード兼発電パネル、テーブルや卓球台、そして大阪・関西万博に設置されている屋根付きベンチ「そらいす」など、アイデアは多彩です。これらは、社長だけが考えたものではなく、「非常時に役立つならUSB電源を付けたい」「人が集まる場所ならベンチ形状が良い」など、現場メンバーの素朴な提案が設計に反映されています。万博会期中も、SNSでの反応や利用状況を見ながら、早朝に現地で改良を重ねています。試作品の検証方法を考える、利用者アンケートの設計をする、改善点を図面に落とし込むなど、入社1〜3年目が手を動かせる余地は大きく、単なる「作業者」ではなく企画メンバーとして関わることができます。

入社1〜3年目が担う役割と歓迎される提案

昭和製線では、「全社員が品質向上についての研究員である」という創業からの精神を掲げています。若手であっても、改善や企画の場に参加することが前提です。入社1〜3年目が期待されるのは、次のような役割です。

・製造現場での「なぜ?」を言語化し、改善テーマとして提案する

・品質データやクレーム情報を分析し、仮説を立てて検証する

・海外顧客や展示会来場者からの声を整理し、新しい用途や市場を探る

・新製品・新サービスの利用シーンをイメージし、仕様やデザインに意見を出す

歓迎される提案のポイントは、完璧な企画書よりも「小さく試せる一歩」がセットになっていることです。「この工程の洗浄条件を1時間だけ変えてみたい」「この部品セットをオンライン限定で販売して反応を見たい」など、現場で実行しやすい形に落とし込むことで、「とりあえずやってみる」が実現します。

「人間力」を土台に、自分で仕事をつくるキャリア

同社が重視するのは、技術力だけでなく「人間力」です。人間力とは、「相手を思いやる言動を通じて、周囲に好影響を与える力」。お客様の立場で考え、仲間と前向きな言葉を交わし、自分ごととして仕事に向き合う姿勢が求められます。小さな組織だからこそ、一人ひとりの影響範囲は大きく、「任される」スピードも速い環境です。品質改善から海外展開、新規事業の実証実験まで、自分の提案が会社の進路を変えることもあります。与えられた役割だけでなく、自分で仕事をつくりたい人にとって、昭和製線は「とりあえずやってみる」を現実のキャリアに変えられるフィールドと言えるでしょう。