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【ファミリーデー密着】家族に誇れる仕事ってこういうこと。レザーアートの職場文化と“組織で技術を守る”という生き方

チームワーク , レザー職人の働き方 , 家族参加イベント , 工房見学 , 技術継承

2026.06.17

朝一番、家族が工房に集う。レザーアートのファミリーデーとは

朝、八尾の工房に続々と社員の家族が集まり、普段は静かな作業場が一気ににぎやかな空気に変わります。受付で名札を受け取り、白衣やエプロン姿の職人たちが笑顔で迎えるのがレザーアートのファミリーデー。
普段はなかなか入れない工房を、丸一日かけて見てもらう日です。単なる会社見学ではなく、「家族が安心し、誇りを持てるように」仕事内容や会社の価値観まで丁寧に伝えるのが特徴。ものづくり企業としての真剣さと、家族を大切にする温かい文化が同時に感じられるイベントです。

「お父さんすごい!」が生まれた瞬間。現場で起きた小さなドラマ

工房ツアーの途中、ある小学生の男の子が、職人である父親の作業台の前で立ち止まりました。細かな縫製や色合わせの工程を間近で見て、思わず漏れた言葉が「お父さん、こんな細かいこと毎日やってるの? めっちゃすごい」。
父親は少し照れながらも、実際の修理前後の写真を見せながら説明。横で聞いていたパートナーも、「毎日帰りが遅い理由がやっとわかった」と笑顔を見せていました。レザーアートのファミリーデーは、仕事内容を可視化するだけでなく、「家族内の理解と尊敬」を育てる場として機能しています。

営業と職人がフラットにつながる、レザーアート流チームワーク

見学会では、営業担当と職人が一緒に工程を説明します。
・営業:お客様の要望・背景、納期や予算など
・職人:素材特性、構造、リペアの難度やリスク
この二つの視点がセットで語られることで、「技術とサービスが一体となって価値を生んでいる」ことが伝わります。
現場では役職や職種に関わらず、段取りや品質について意見を出し合うのが当たり前。ファミリーデー当日も、営業が家族に職人のこだわりを紹介し、職人が営業の段取り力を説明するなど、互いをリスペクトする空気が自然にあふれていました。

約束と納期を“組織で守る”。個人プレーにしない仕事の進め方

創業者の教えである「どんな事情があっても約束を守る」は、今も会社の根幹です。ただし、それを個人の根性に頼らないのがレザーアート流。
案件は難易度や工程ごとに分解され、専門チームが連携して対応。進捗はリーダーが細かく管理し、トラブルがあればすぐに周囲がフォローします。
「約束を守る」のは一人の職人ではなく、組織全体。ファミリーデーでも、納期厳守の裏側にあるチーム体制を説明することで、「無理を重ねる働き方ではなく、仕組みで守る会社」であることを家族にも理解してもらっています。

一匹狼ではなく“組織で技術を守る”という選択

革製品のリペアは、職人の勘や経験がものを言う世界です。だからこそレザーアートは、一人のカリスマ職人に依存せず、「経験を組織で共有する」スタイルを徹底しています。
若手は先輩の隣で実際の案件を一緒に担当し、判断の根拠や手の動かし方を体で覚えていきます。マニュアルはあくまで補助で、主役は現場での対話と実体験。
評価も「誰よりも自分がうまい人」ではなく、「技術を高め、周りに伝え、チームの力を底上げできる人」が高く評価される仕組みです。技術を“自分のもの”ではなく、“みんなの財産”として扱う文化が根付いています。

レザーアートが大切にする「価値あるものを未来につなぐ」という仕事観

工房の一角では、井上社長が家族に向けてメッセージを伝える時間があります。「私たちが直しているのは、壊れたバッグだけではありません。お客様の思い出や、大切な人から受け継いだ時間も一緒です」。
この言葉の通り、同社が守ろうとしている価値は、
・持ち主の思い出としての価値
・ブランド品としての価値
・職人技術・知識としての価値
・資源としての価値(長く使うという意味)
という4つ。ファミリーデーは、社員だけでなく家族にもこの考え方を共有する場であり、「誇れる仕事」を支える土台になっています。

もっと知りたくなったら。工房見学会・オンライン説明会へのステップ

記事を通じてレザーアートの仕事や文化に興味を持った方には、工房見学会やオンラインでの説明会が用意されています。実際の現場を見たい方、ものづくりのリアルを知りたい方は、公式サイトから最新の開催情報を確認し、フォームまたは問い合わせ窓口から事前予約を行う流れです。
画面越しでは伝わりにくい革の質感や、職人同士の会話、工房全体の空気感は、足を運んだからこそわかるもの。まずは一度、「どんな人たちが、どんな思いで技術を守っているのか」を見に行くところから始めてみてはいかがでしょうか。