採用メディア発信サイト

会社のこと

社長メッセージに見る「約束を守る」企業文化—家族・地域を巻き込む誇り創造術

インナーブランディング , 企業倫理 , 地域連携 , 家族参加型イベント , 職人文化

2026.02.06

はじめに―「約束を守る」企業文化が生む信頼の土壌

株式会社レザーアート(大阪府八尾市清水町1-1-29)は、1961年の創業以来、世界的ブランドのバッグやシューズの修理・復元を通じて“価値を未来へ繋ぐ”企業として歩み続けてきました。100人近い職人が在籍し、これまでに500万点以上のリペア実績を誇る同社の礎となっているのが、「約束は絶対に守る」という創業者の精神です。本記事では、この信念がいかにして会社の文化となり、ファミリーデーやオープンファクトリーといった独自のブランディング施策によって、社内外に誇りが広がっているのかを詳しく掘り下げます。

創業の原点―母の想いが受け継がれる「約束を守る」ルーツ

レザーアートの起源は、創業者である井上富雄社長の母による手製のカバン作りに遡ります。修理依頼を断る同業者が多い中、母は「困っている人のために」と無償で修理を引き受けました。徐々に口コミで信頼の輪が広がり、修理という新たな事業の柱が生まれたのです。

創業間もない頃、納期が守れない旨を伝えた際に「お宅の息子がどうなろうと、うちには関係ない。納期は絶対だ」と厳しく言われたエピソードが、母の心に深く刻まれました。以後、「約束を守る」ことが家業経営の根幹になり、この誠実さがいつしか企業全体の文化へと発展していきました。

企業文化×インナーブランディング—「誇り」を支える具体的な取り組み

「約束を守る」という企業文化は、技術や品質へのこだわりだけでなく、社内外の人間関係や働く環境の信頼構築にも深く根付いています。その象徴的な取り組みが「ファミリーデー」と「ファクトリズム(オープンファクトリー)」です。

ファミリーデー―家族の「すごいね!」が職人の誇りを育む

従業員の家族を工房に招き、ものづくりの現場やワークショップを体験してもらう「ファミリーデー」は、社長自身の「仕事の価値を身近な存在に再認識してもらいたい」という想いから始まりました。身近な家族に直接「誇り」や「凄さ」を伝えることで、日ごろの業務に対する自信やモチベーションが一層高まっています。このようなインナーブランディング施策は、単なるレクリエーションを超え、企業と社員、そして家族を繋ぎ「働く喜び」を可視化する取り組みです。

オープンファクトリー「ファクトリズム」―地域と共鳴する価値創造

レザーアートが積極的に参加している「ファクトリズム」は、地元八尾や関西一円で工場が一般公開されるイベントです。ものづくりの現場を広く地域社会に開き、職人の真摯な姿勢や高度な技術力を直接アピール。地域住民や次世代の若者、取引先に「自分たちの仕事の価値と誇り」をダイレクトに感じてもらう独自のブランディングになっています。この外部発信によって、職人たちが自らの手で手掛ける仕事への自負と責任がさらに強まっています。

「約束を守る」が生む信頼の連鎖と働く環境の魅力

レザーアートの仕事は、お客様の想い出やブランドの品格を傷つけることなく修理・復元する責任感に満ちています。どこを直したのか分からないほどナチュラルな仕上げを追求し、納期厳守を徹底。こうした環境のなか、職人たちは「失敗できない」という心地よい緊張感と達成感を日々味わっています。

また、「ものを大切に」という文化が節約や環境配慮につながる一方で、仲間や組織への信頼醸成にも寄与。マニュアル化できないほど奥深い職人技の継承は、OJTや体験型研修を重視することで“共に学び、共に高め合う”社風が育まれています。

結論—「もの」と「想い」両方を未来へつなぐ、誇りの現場

株式会社レザーアートの「約束を守る」企業文化は、単に納期や品質の遵守にとどまりません。社員一人ひとりが誇りと使命感を胸に仕事へ向き合い、その気持ちが家族や地域社会まで広がっていく——このポジティブな連鎖こそが、同社を業界トップクラスへと導いています。家族や地域を巻き込んだ誇り創造術は、これからのものづくり企業が目指すべき持続可能な成長のカタチと言えるでしょう。

あなたもレザーアートの現場で、「約束を守る」という価値観の意味深さや、誇りを持って働ける環境の温かさをきっと実感できるはずです。