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仕事のこと

安定かやりがいかで迷う20代後半〜30代へ。レザーアートで叶える「一生モノの技術」と家族に誇れる働き方

ものづくりキャリア , リペア技術習得 , 安定した働き方 , 職人転職 , 革製品修理

2026.03.06

「このままでいいのか」と悩む25〜35歳へ

給料も人間関係も大きな不満はない。でも、このまま年齢だけ重ねて、手元に「自分の武器」が残らないのは怖い——。結婚や子どもを考えると、思い切った転職にも踏み切れない。そんな25〜35歳の悩みは少なくありません。

大阪府八尾市に本社を構える株式会社レザーアートには、まさにそんな葛藤から転職してきた中途入社のメンバーが多くいます。前職は営業職、飲食店スタッフ、アパレル販売、服飾・美術系出身などさまざまですが、「指先を動かして何かを作るのが好き」「誰かの役に立つ“目に見える仕事”がしたい」という共通点があります。

世界のハイブランドを預かるプレッシャーとやりがい

レザーアートは、海外有名ブランド各社や輸入商社、全国百貨店などと取引し、年間15万〜18万点のバッグ・靴・財布・ジュエリーを修理するリペア専門企業です。創業は1961年、年商は約8億円。現在、約130人のうち100人が職人として現場で腕を振るっています。

扱うのは、世界的ハイブランドのバッグやシューズ、形見の品として受け継がれたバッグなど、オーナーにとってかけがえのない一点もの。傷んだ持ち手の交換や色はげの補色、ファスナー交換、靴底の張り替えなど、一つとして同じ状態はありません。

「どこを直したかわからないほど自然な仕上がり」で返すことが求められ、プレッシャーは小さくありません。しかし、販売店やエンドユーザーから「また使えるようになった」「助かった」と感謝の声が届くたび、自分の技術が誰かの生活とブランドの信頼を支えている実感を得られます。

創業60年以上・「もったいない」を積み重ねる堅実経営

レザーアートのもう一つの特徴が、安定した経営基盤です。創業者である母が袋物職人としてスタートして以来、60年以上にわたり世界のトップブランドから信頼を積み重ねてきました。

背景には、「約束は絶対に守る」という強い姿勢があります。創業まもない頃、子どもの看病で納期が遅れると伝えた際、「お宅の息子がどうなろうが、納期は守ってもらわないと困る」と厳しく言われた経験から、どんな状況でも納期と品質を守り抜く文化が育ちました。

また、輪ゴムやクリップ一つも無駄にしない「もったいない」精神を徹底。ものを長く大切に使う価値観は、修理という事業そのものとつながり、結果として堅実な財務体質にもつながっています。派手さはなくとも、長く働き続けられる土台がある会社です。

家族に誇れる「価値あるものを未来につなぐ」仕事

レザーアートが掲げる理念は「価値あるものを未来につなぐリペア企業」。ここでいう価値には、①お客様の思い出②ブランドの価値③リペア技術・知識④資源としての価値、の4つが含まれます。

この理念を社員と家族にも実感してもらうため、工房を一般開放するオープンファクトリーや、社員の家族を招くファミリーデーも実施。普段は見えない職場での姿を家族に見てもらい、「すごいね」と言ってもらえる体験は、大きな誇りにつながります。

「ものを大切にする」「約束を守る」という、ごくまっとうな価値観を貫きながら、世界のブランドとお客様の思い出を支える——。派手なキャリアではなくても、胸を張って語れる仕事です。

転職前に確認したい3つのチェックポイント

1.収入

  • 今より下がらないかだけでなく、「技術習得後にどう伸びるのか」を確認する
  • 賞与・昇給の基準が「年数」だけでなく「技術レベル」や「担当範囲」と連動しているかを見る

2. 働き方

  • 残業時間・休日数だけでなく、「繁忙期の乗り越え方」や「チームでのフォロー体制」を聞く
  • 家庭の事情(育児・介護など)が発生したときの制度・柔軟性も確認する

3. 成長機会

  • 未経験から一人前になるまでの期間と、教育フロー(OJT・練習時間・評価)が明確か
  • 将来的に任される仕事の幅(難度の高い修理、後輩指導、顧客対応など)を具体的に聞く

面接で「責任感」と「約束を守る姿勢」を伝えるトーク例

レザーアートのように「約束を守る文化」が強い会社では、スキル以上に仕事への向き合い方が重視されます。面接での伝え方の一例です。

  • 「前職では納期と品質を守ることを一番大切にしてきました。トラブルで遅れそうなときは、必ず早い段階で関係者に共有し、自分から改善策を提案することを徹底していました。」
  • 「未経験からの挑戦になりますが、一度お預かりしたものは責任を持って最後までやりきることをお約束します。技術は時間をかけてでも必ず身につけたいと考えています。」

安定かやりがいか、どちらか一方を選ぶ必要はありません。自分の価値観に合った「一生モノの技術」と、家族に誇れる働き方の両立は十分可能です。世界のブランドとお客様の思い出を支える現場で、自分の手で価値を未来へつなぐキャリアを描いてみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。