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レザーアートの「価値あるものを未来につなぐ」企業理念──修理を通じて社会に貢献する会社で働く魅力

サステナビリティ , ブランド品再生 , ものづくり精神 , 職人技術 , 革製品修理

2026.02.04

──「ものを直す」その先にある使命

大阪府八尾市に本社を置き、1961年から続く株式会社レザーアート。高級ブランドのバッグや靴を始めとする革製品の修理・復元を専門とし、累計500万点以上のリペア実績を有する「職人集団」です。2024年には新しい理念として“価値あるものを未来につなぐ”を掲げ、単なる修理にとどまらず、その品物に宿る思い出やブランド価値までをも守り、次世代へ橋渡しする役割を明確にしました。本記事では、レザーアートが歩んできた軌跡と、この企業で働くことの誇りとやりがいを解説します。

「価値あるものを未来につなぐ」──新企業理念の真意

レザーアートの新たな企業理念には、単なる「困ったを喜びに変える」を超えた意味があります。修理や復元を通じて、①品物に刻まれたお客様の思い出、②ブランド品自体の価値、③職人技術という文化資産、④地球規模の資源・サステナビリティの4つの価値を、それぞれ守り継いでいくという決意です。例えば世代を超えて受け継がれたバッグや、長く愛用してきた革靴。それぞれの品物にはストーリーがあり、依頼主の人生の一部でもあります。それらを美しく蘇らせることで、持ち主だけでなく社会全体の「ものを大切にする文化」を守っているのです。

半世紀の実績と100名のクラフトマン集団

創業から60年以上、レザーアートは国内外の一流ブランドから信頼を集めてきました。現在は東京・大阪2拠点で約100名の技術職が在籍し、1品1品オーダーメイドで修理工程を進めます。依頼品の約3割は靴、それ以外にもバッグやベルト、財布、コスチュームジュエリーなど多彩な品を手掛けます。そのいずれも「どこを直したのかわからないほど自然な仕上がり」を目指し、ベテラン職人と若手がチームで品質管理を徹底。ブランドの品格とお客様の愛情に寄り添ったモノづくりの精神を大切にしています。

技術だけでなく、誇りと信頼を。──現場が語るやりがい

修理という仕事には、単なる技術職の枠を超えた深い誇りがあります。例えば、「祖母の形見のバッグをもう一度使いたい」「愛着あるシューズを娘に譲りたい」といったご依頼を受けることも少なくありません。修理後にお客様が涙を流しながら「また使える」と喜ばれたエピソードも多く、自分の手が人の記憶や信頼を支えている——そんな実感が毎日の仕事にやりがいと責任をもたらします。

「ケチ」な会社? “もったいない精神”が支えるサステナビリティ

レザーアートは「ケチ」とも言えるほど無駄を嫌い、クリップ1つ・輪ゴム1つも無駄にしない文化を大切にしています。“もったいない”という創業者の教えは、消費社会において逆に新しく、大事な価値観となっています。「物を長く使う」文化を伝えることこそ、修理業本来の社会的貢献と言えるでしょう。

組織力で未来を紡ぐ──職人文化の継承と挑戦

2代目社長・井上富雄氏が特に重視するのは、「マンパワー」から「組織力」への転換です。役割や制度を整え、個人に依存しない持続可能な職人集団へ。技術継承は座学でなく現場での体感学習が主軸。さらに「ファミリーデー」や地域イベントへの積極参加で、社員の家族や一般の方にも職人の価値や誇りを実感してもらう取り組みも進めています。

近年はBtoBだけでなく、BtoC分野にも参入。2025年秋には東京・麻布台ヒルズに個人客向け店舗を開設予定です。最新技術への対応や変化を恐れず、次代を見据えた新たな挑戦も始まっています。

「共感」から始まるキャリア──先輩社員の声と職人志望のヒント

レザーアートには、服飾専門学校や芸術学部出身だけでなく、元営業職、元飲食業など多様な人材が集まっています。「指先を動かすのが好き」「何か手を加えて人の役に立ちたい」「ものづくりに誇りを持ちたい」——そんな思いがあれば、未経験でも成長できる環境があります。実際に先輩社員の中には「初めての作業が連続し、毎日が新鮮」「エンドユーザーの喜びがダイレクトに伝わるのが嬉しい」と語る人も多く、志望動機として「理念に共感したから」という声が増加中です。

──「修理」から「未来への価値創造」へ

レザーアートの仕事は、単に壊れたものを直すのではありません。「価値あるものを未来につなぐ」という深い理念に支えられ、品物だけでなく、人の記憶や信頼、文化をも守り続ける