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“もったいない精神”が未来を変える!レザーアート流サステナビリティの実践

企業文化 , 廃棄物削減 , 循環型社会 , 職人技術 , 資源循環

2026.01.22

“ものを大切にする”から生まれるサステナブル経営

持続可能な社会実現が叫ばれるSDGs時代。「もったいない」という言葉に日本人特有の美徳を感じる方も多いのではないでしょうか。大阪・八尾発の株式会社レザーアートは、まさにこの“もったいない精神”を企業文化の核に据え、リペア(修理)事業を通じてサステナビリティと企業価値の両立を追求している注目企業です。高級ブランドバッグ・シューズ・アクセサリーを中心に、年間15万点以上もの修理実績。SDGs・エコ経営の最前線で実践される現場の取り組みに迫ります。

“もったいない精神”が企業DNAに宿る理由

レザーアートの原点は1961年、袋物製造の職人だった創業者が「直せないなら捨てるしかない」と言われていたブランドバッグを無償で修理したことに始まります。その口コミが広がり、やがて事業の中心に。代表取締役社長・井上富雄氏が語る“ケチな会社でいい”という言葉の本質は、徹底的に無駄を省き、ものを長く使う価値観の継承です。修理を施すごとに「思い出」「ブランド」「技術」「資源」という4つの“価値”を未来へつなぐという独自理念が、社内の行動指針として根付いています。

修理の現場で実践されるエコロジー ― 日常業務×サステナビリティ

レザーアートがサステナブル経営を実現できている理由は、「ものを大切にする」精神を単なるスローガンにとどめず、日々の現場作業へと徹底的に落とし込んでいる点にあります。例えば、一枚の革、一本の糸、たった一つのゴムやクリップまで“まだ使えるか”を職人自身が丁寧に判断する。これが経費を抑えるだけでなく、結果的に廃棄物削減にも直結。「もったいない」を積み重ねるプロセスそのものが、エコ活動です。

また、受け継いだものを再生し、さらに長く使える状態へと“進化させて”戻すのがレザーアート流リペアの真骨頂。どこを修理したのか分からないほど自然な仕上がりを目指し、現場では日々100人以上の職人が技術を磨き続けています。たとえば使い込まれたバッグや靴のリカラー(色補修)や、金具交換・パーツ補強では部品のリユース・リサイクルも積極的。こうした工夫が、多くの取引先ブランドや百貨店から信頼される理由です。

サステナブルな企業文化の醸成と伝承

「修理とは、モノ・心・信頼をつなぐ仕事」と井上社長。工房では社員それぞれが、“一人ひとりのお客様の思い”に寄り添い、修理品を“唯一無二”として扱います。社内イベントとして「ファミリーデー(家族見学会)」を開催し、社員の家族にも仕事と誇りを実感してもらう――こうした取り組みが社内のインナーブランディングにつながっています。

また、職人技術は紙のマニュアルではなく“体験”を通じて継承。細湛な作業をコツコツ、黙々と続ける職人たちの“粘り強さと集中力”が、レザーアート品質を支えてきました。単なる修理に留まらず「価値あるものを未来へ残す」使命感こそが、世代を超えて受け継ぐプロ意識となっています。

修理を通じて生まれる社会的価値 ― 実際のエピソード

例えば、「お母さんが使っていたブランドバッグを娘さんへ」「祖母の形見の靴をもう一度履きたい」というご依頼。レザーアートでは修理を純粋な手入れ作業以上のものと捉えています。「約束は絶対に守る」を徹底し、小さなパーツでも妥協せず美しさの再現を追求。リペアを通して“ものの命”をつなぐことで、循環型社会=サーキュラーエコノミーにも無理なく貢献しています。

廃棄物を減らし、リサイクル可能な資源を活かす。そして、“直して使う”という選択肢を一般消費者に広げることで、環境負荷の低減はもちろん、ものへの愛着や感謝の心も広がっています。これがレザーアート流サステナビリティの力強い証です。

SDGs時代の先進企業として―社会と環境への責任

レザーアートが実践するのは、単なるCSR活動やエコキャンペーンとは異なります。職人の知恵を集めた修理=「価値の再生」を事業のコアに据え、一つ一つの資源と真摯に向き合う企業姿勢そのものがSDGs(持続可能な開発目標)の精神に合致。BtoB(企業間取引)を中心に、今後はBtoC(個人向け)への展開も本格化する予定です。

近い将来、東京・麻布台ヒルズへの出店など直接消費者へ“直して使う”喜びを届ける計画も進行中。サステイナビリティの社会的要請に応えると同時に、“もったいない精神”の文化的継承拠点としての新たな挑戦にも期待が高まります。

まとめ ― 「もったいない」が拓く未来のものづくり

株式会社レザーアートが示すサステナブル経営とは、資源も思い出も無駄にしない“もったいない精神”を徹底しながら、社会・顧客・環境の三方良しを目指すモデルです。これからの「価値あるものを未来につなぐ」時代、直して使う選択肢が一層求められるでしょう。修理=リペアの現場で積み重ねてきた日々の工夫や真摯な姿勢が、ものづくり社会の未来を確実に照らしています。

あなたも、ものを長く大切にする一歩を、レザーアートの職人技と“もったいない精神”に学んでみませんか?

【関連リンク】株式会社レザーアート公式サイト