レザーアートのリペア職人、1日の流れ
9:00出社・朝ミーティング
9:30修理品のチェック・見立て
- 破れ・ほつれ・色はげ・型くずれなどの症状確認
- ブランド特有の構造、素材の状態を観察
- どの工程(補強・色修正・ミシン・金具交換など)が必要かを判断
10:00下準備:分解・クリーニング・補強
11:00色合わせ・塗装修正
- わずかな色味の違いを目で見て判断
- テストピースで微調整してから本番へ
13:00ミシン・縫製・パーツ交換
- ほつれたステッチの縫い直し
- ちぎれた持ち手の付け替え
- 靴のソール交換やヒール修理など
15:00最終仕上げ・磨き・整形
- クリームやワックスで革を保湿・ツヤ出し
- 型を整えるための成形
- コバの仕上げ(エッジ部分の処理)
16:00品質管理チェック
- 色むら・塗り残しの有無
- ステッチの乱れ、糸くず・ハギレの残留確認
- 金具・ファスナーの動作確認
17:00納期管理・翌日の段取り
趣味がそのまま武器になる!経験と工程のマッピング
プラモデルづくりが活きる工程
- 色合わせ・塗装修正:微妙な色調整や、ムラを出さない筆運びは塗装経験がそのまま生かせます。
- 分解・組み立て:パーツ構造を理解しながら分解し、元通りに組み立てる感覚も近いものがあります。
靴磨き・レザーケアの経験が活きる工程
- クリーニング・仕上げ:汚れ落とし→保湿→ツヤ出しという基本の流れは共通です。
- 革の状態を見る目:乾燥、ひび割れ、オイル不足など、革のコンディションチェックに役立ちます。
細かい作業が好きな人が輝くポイント
- ミシン縫製のラインをまっすぐ保つ集中力
- 1ミリ単位でのコバ処理やパーツ位置の調整
入社前に自宅でできる、簡単トレーニング
観察力を鍛える
- 毎日使っているバッグや財布を、1分間じっくり観察し「どこが傷んでいるか」「どんな縫い方か」をノートにメモする。
- 街で見かけた靴・バッグの「どこが先に傷みそうか」を想像してみる。
手先を慣らす
- 針と糸で、厚紙や布をまっすぐ縫う練習をする。
- プラモデルや手芸など、細かいパーツを扱う作業を「毎日30分」続ける。
色を見る目を養う
- 絵の具やカラーインクで、手持ちの革小物の色を再現してみる。
- 写真を見ながら「これは何色と何色を混ぜれば近づくか」を考える。